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2005/01/31(月)
激しい季節
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激しい季節 (1959年 イタリア) ジャン・ルイ・トランティニャン(カルロ) エレオノーラ・ロッシ・ドラゴ(ベルタ) 一九四三年のイタリアの動乱の時代。 避暑地での未亡人で子持ちのベルタに魅了される 若い青年・カルロ。ファシスト党の息子で兵役を逃れ、気ままに 上流社会の生活を送っていた。2人はやがて、激しい恋に落ちるだが戦火は間近に迫ってきていた・。
1959年・・・白黒映画です。 メロですよ・・・メロ。でも久しぶりに見ると、味があって いいのですよね。トランティニャン(いいづらい・・笑)は以前離愁を見ているので、馴染みなお顔。でもかの有名な「男と女」未見なのよね。で。。これも離愁と同じく、戦争で引き裂かれる 恋人同士という映画ですね。未亡人に恋した若者。年下と年上の 恋ですから激しい・・・。今観れば、そうでもなくてもこの時代ではかなり濃厚なラブシーンと思われていたのでしょうね。 どちらかというと、抱擁・・&キスシーンが多いです。。 いけないわ〜〜。でも〜ああ〜という感じで、進んでいくので 観ていて切ないですよね。年上の未亡人は、夫がかなり年上で 情熱的な恋をしたことがないみたい。だから戸惑いながらも、 グイグイと惹かれていくのですよね。わかるわ〜(え・・?笑) とくに、お互い意識しだす過程が良かったです。目でね・・追っているのよね・・お互いを。とっても古典的な感じなんだけれど、逆に新鮮に映りますわ。カルロに恋していた友達の女の子の 嫉妬姿も恐いもの感じたしね。 ラストは、飛行機の爆弾襲撃。これは凄かったです。こういった展開想像していなかったので、驚きました。そして、やはり ここは戦場なんだなっていうのを実感しましたね。恋や愛など貫く余裕はないのですよね。また、彼女は子持ち・・。 そういった現実を忘れなかったというのが、悲劇的な結果に 終った原因でしょうが。。。これは正しい選択であったのかも しれませんね。戦争がなければ、もっと違った道があったかも しれませんが・・・悲恋でしょうね・せつないわ〜〜。 彼女の方・・エレオノーラ・ロッシ・ドラゴって、これもいいづらいよね。
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