映画日記
みみこが観た映画感想。
50音リストには掲載されないものです。簡単な覚書になっています。
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2005/02/20(日) 呪怨
呪怨  (2002  日本)

有名なのであらすじ省略。
ハリウッド版ではなく、オリジナル劇場版。
奥菜恵のヤツです。
この間テレビで放映されていたものを録画してやっとこさ、
観ました。
これ、色んな人が主人公の映画なんですね。
こんな構成になっているとは知らなかったです・・
てっきり、奥菜ちゃんが、主人公で最後まで、恐がり逃げ惑うのかと思っていました。
さらに時間軸をいじっているのですね。どんどん怨念が連鎖していくっという具合に。なるほど・・・凝ったつくりなんですね。

怨念をかもし出す霊は、伽椰子と俊雄くんですが、どうして殺されたのかどういう経緯があるのかというのは一切語られないのですね。冒頭に殺戮シーンがあるものの、それだけ。
あとは、霊として登場するのみ。だけど、これが最初から
ガンガン攻め立てるので、たぶん、これが恐いのだと思います。
明らかに見える霊ですからね。
ただ・・・あまりにも、予備知識が多かったもので、ものすごく
恐いっていう感じにはならなかったな〜。だって、印象深い場面は、公開時に、ほとんどテレビで流れていたし、結構、
お笑いとしても扱われていた部分ありましたよね。
あの白塗りの俊雄ちゃん。だから、あ・・あの場面か・・こうやって使われているんだって・・一歩、ひいてみてしまったところがあるのですよね。それが残念でした。公開時にすぐ観たら
たぶん、もっと恐かっただろうな〜って思います。
これ・・ビデオ版の方が恐いっていう噂ですよね。
でも借りないと思います・・笑  とくに好きっていう映画でも
ないしね。
 そうですね・・気に入った場面は、伊東美咲ちゃんがエレベータに乗ったときに、映る俊雄かな・・笑  ウォーリーを探せみたいに、ここにいるよ・・いる・・!!って大騒ぎできそうですよね。あと、女子高生がゾンビ化して迫ってくるっていうのも、
いかにも演技です〜〜〜って感じで可笑しかった・・・ですね。
あ・・笑う場面じゃあないか。でもはってでてくる伽椰子は
気持ち悪かったですね。あの音がやはり注目する部分なのかしら。からだ硬いんじゃあないのって思っちゃいました。
昼間から観ていたので、そんなでもなかったのかもしれませんが夜一人だと、やっぱり恐いかなって思いましたね。
津田寛治さんも出ていて、ちょっとうれしかったり。模倣犯のとき印象的だったから記憶に残っていたのよね。
あと・・刑事の遠山さん、彼の奥さん。。メチャメチャ
やつれていましたね。ああならないように、身だしなみには気をつけようと思いましたね。
ハリウッド版はどんな感じですかね。

2005/02/15(火) ラブ・レター〜パイランより
ラブ・レター〜パイランより (2001  韓国)
 監督  ソン・ヘソン 出 チェ・ミンシク(イ・カンジェ)
            セシリア・チャン(カン・パイラン)
公開時はパイランだったような。
ビデオになったときに、↑のような形式になったのかしらね。
紛らわしい・・・・笑
ヤクザのしたっぱカンジェは、うだつの上がらない男。
同期はすでに親分として活躍・・。いつまでたっても、パッとしないのだ。彼の夢は、船を買って田舎に戻ること。
そんな彼は、小金欲しさに、偽装結婚をする。相手は中国人女性・パイラン。親分の身代わりで刑務所に行くかどうか思案中のところ、そのパイランが亡くなったという知らせを受ける。
遺骨をとりに、寂しい田舎町を訪れるのだが・・。

感想  浅田次郎原作の「ラブ・レター」を韓国を舞台にしての
映画化。そいうえば、この話、日本でも映画に、テレビにと
なっておりましたね。映画版は中井貴一、テレビは西田敏行?でしたっけ。日本人好みの涙腺をくすぐるストーリーなんでしょうね。原作は未読。さらに日本版のどれも観ていないので、この韓国映画での感想しか述べられませんが・・・。
うん、よかったですよ。ただ、主人公がヤクザということで、
最後の終り方が・・いかにも・・的だったのが、好みではなかったかな。だって、想像できちゃったんだもの。確かに余韻は残るけれどあれじゃあ・・あまりにも報われないからね・・。
原作は違うの?どうなのかしら?
しかし、ミンシクさんはよかった・・。もうこの演技を観たいがために鑑賞したといっても過言ではないです。
ダメなヤクザなんだけれど、見たこともないパイランの人柄を知るにつれ、自分の生き方を見つめなおしていく役。
たぶん、根はいい人なんだよね・だって、悪人だったら更生なんてしようとはしないでしょ。
 「みんなやさしいけど、私と結婚してくれたカンジェさんが一番優しい..」なんて、美人で若い女性に言われたら、こりゃ〜
たまりません。彼の中にある純な部分を揺り起こされてしまいますよね。手紙を読み終り、タバコを吸いながら・・・号泣・・
カンジュさん・・・。う〜〜ん、男泣きは美しいです!!
星願で、清清しい魅力を振舞っていた、セシリア・チャンも
この役にピッタシ。寒い中、足で洗濯物を踏みならす彼女の姿は
健気で・・痛々しくって・・・・どうしようもなかったですね。
そんなに頑張らなくっても・・あなた・・て言ってあげたいくらい。見も知らぬ人に愛情をいだき、感謝をのべ、人につらくあたることもなく、ただただ、文句も言わずに働くパイラン。
ファンタジーです・・・大人の。そんな女性いるのかな・・・と思うくらい純粋無垢でしたね・。やさしい気持ちになれる
映画だと思いました。


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