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2005/04/14(木)
セイブ・ザ・ラスト・ダンス
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セイブ・ザ・ラスト・ダンス (2001 アメリカ) 出 ジュリア・スタイルズ, ショーン・パトリック・トーマス, フレドロ・スター, テリー・キニー,
ジュリーアード音楽院を目指してバレエを踊っていたサラ。 しかし、オーディションの日に母を事故で失ってしまう。それ以来、バレエから遠ざかってしまうサラ。 やがてシカゴの父親のもとで暮らし始めた彼女。新しい高校は黒人が大半。サラは、スラム育ちの黒人の中で、別格の 才能溢れる黒人のデレクと心をかよわせるようになるのだが・・
感想 ジュリア・スタイルズ主演です。彼女、ハムレットや モナリザ・スマイルでしか観たことないのですが、今回は 主役・・ということで、どんなものかいな・・という興味がありました。目立つ女優さんではないですよね。平凡というか・・ 脇にいると忘れられてしまいそうな地味目なかた。 この映画はダンスで、主役でしょ。どれほどハデになるのかなと思っていましたが、やはり地味でした・・・笑 周りの黒人俳優さんの方が存在感あったし、踊りも素晴らしかったからかな・。お父さんだって、出番少なかったけれど、いい味だしていたしな・・・。でも彼女の持ち味はこの普通ぽさだと 思うんですよね。親近感覚えるんですよね。ダサめのことろが かえって可愛かったりするし・・・笑。 彼女映画では、ジュリーアードを目指す役。 というからには、かなりの腕前と思いきや・・・そんなんでもない・・笑 踊りのことはよくわからないけれど、・・もっと凄そうな人って 沢山いるような気がするのよね。抜きん出ているとは到底 思えないんだよね.でもそこはご愛嬌かな。 スタイルからして、バレエって風にも思えなかったのだけれど、 うまい下手は別にして、頑張っているっていう様だけは こちらに伝わってくるのよね。 内容は、いくつかのダンス映画と、展開的には同じ。 ハッピーエンド。 とくに、フラッシュ・ダンスに似ているかな。とくに、最後のオ−デション場面は、似ていますね。やり直しをすることろはまったく同じ。私は、フラッシュ・ダンスで楽しんだ世代なので こういう映画には、甘い点をつけがちです。難しく考えても しょうがないしね。この映画、踊り以外に、 黒人と白人という人種を越えた恋愛っていうのがテーマにもなっているんですよ。ここの部分は、新鮮に感じて、結構、興味深く観れましたね。 相手役のデレクがいいやつでね。 サラを励まし、力になってあげるところでは、ジ〜〜ンときてしまいしたね。 肌の色なんて関係ないじゃん!といって、悪い仲間とも縁を切り、彼女だけを大切にしていこうとする姿勢に心打たれますね。 スラムの現状も垣間見られるんですよ。そこでの黒人たちは ほとんどが、暴力とクスリの世界に溺れているの。 そんな中で、デレクだけは、優等生で唯一自分の夢を叶えることができるんですよ(大学進学ね) 多少・・・できすぎって思うところはあるけれど、ハッピーに 越したことはないからね。 私は、気持ちよく鑑賞できて とても楽しめましたね。 最後ね・・・デレク死んじゃうのかと心配したんですよ。 良かった・・・・・。 ヒップ・ホップのダンスは、ノリノリになれるから、本当 観ていて楽しいんだよね。 ストーリーはわかりやすいし、観た後すっきり爽やかな気分に なれますので、ダンス映画好きな人にとっては楽しめる映画だと 思いますよ。 「もう君を傷つけたりしないよ」って、いいセリフ。
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