映画日記
みみこが観た映画感想。
50音リストには掲載されないものです。簡単な覚書になっています。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年6月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
最新の絵日記ダイジェスト
2005/09/24 アイアンズ
2005/07/17 アイドル 欲望の餐宴(バンケット)
2005/07/12 ある歌い女の思い出
2005/06/27 ザ・リング &  リング完全版
2005/06/18 MAY-メイー

直接移動: 20059 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月 

2005/06/27(月) ザ・リング &  リング完全版
ザ・リング    (2002  アメリカ)

出  ナオミ・ワッツ
有名なので、あらすじ省略。


感想  日本版とほぼ同じストーリー展開です。
正直、同じすぎるので、新たな恐怖というものは
感じませんでした。
ハリウッドで映画化ということで、あらゆる場面で、
スケールが大きくなっているな・・と感じる部分はあるものの
所詮、同じは話ですからね、感想といってもあまりありません。
そもそも、怨念の増殖というのは、日本の風土にあった
ものだと思うので、あちらには、似合わないのではないのかと
思ってしまうのですよ。やはり、外国では、悪魔・・オカルト
のイメージがありますからね。わら人形たたいて。。
呪ってやる〜〜〜というのも、日本だから怖いのであって
あちらでされても、怖さが半減するのと同じことですよね。

それでも、、貞子のイメージやエピソードをアメリカ的に
変えてるところには、努力のあとが伺えますね。
幼児虐待とか・・異端児を特別視するあたりなど、
上手にまとめてあったのではないでしょうか。
ただ、あれではなんだかサマラがとても可哀想に思えてくるんですよね。さらには、子どもということで、あまり憎めない感じもしてきます。恨みが続く・・といわれても、恐怖としては
伝わってこなかったですね。

あと馬のエピソードですね。
サマラの養父母が牧場主だということですが、
馬はいらなかったかと・・。馬がかわいそうでしたね。

ナオミ・ワッツの相手の彼・・日本版リングでは高山役の
真田さんと同じポジションですよね・。
別れた恋人で
ナオミ・ワッツの子どものパパでもある方なんですよね。
あまり頼りになるタイプには見えませんでしたね。
一生懸命頑張ってはいたのですが、単なる遊び人の
兄ちゃん的な雰囲気が漂っていたのが、いけなかったのでしょうか。もっと年上で、オーラーがある人の方が、
最後のオチがでてきたとき、え〜〜〜彼が〜〜〜なんで〜〜〜〜という反応を覚えると思うのですが・・。


あと、子ども。
あまりかわいくないよね。
雰囲気も暗いばかりでさ・・。サマラ以上に怖いよね・・笑


リング・完全版

これは劇場版リングより前に作られた
2時間枠で放映されていたテレビ版のもの。
テレビで放映されなかった部分もあわせて完全版として
ビデオ化されたものです。
主演は・・浅川に高橋克典 高山に原田芳雄。

これは怖くないです。
でも面白かったです
原作に忠実ということで、きちんとお話ができています。
浅川も男性ですしね(原作どうりのようです)
ビデオの生まれた経緯を推理していく過程が
興味深いのですよ。
貞子がどうして怨念を増殖させるまでになったのか。周囲の人を
憎んでいるのはなぜかがよくわかるようになっています。
貞子には、超能力という力があっただけでなく
もっと驚くべき秘密があったのです・
驚いた・・・・・・・・笑

それが、周囲の人には受け入れられず、
それゆえ孤立していき・・
最後には悲しい結末を迎えてしまう。
呪いたくなるのも・・・納得できます。

呪いのビデオも、念写でつくられたということで、
不思議な映像になっていますよ。
ただし、井戸の場面は強調されていませんでしたけどね。

劇場の中田版のリングとは
全然違いますが、観ても損はないかな・・・と思えます。
ただし、テレビ用なので、映画のような迫力はのぞめません。



こうやってみると、
やっぱり・・・怖さの部分では、
劇場版リングが一番でしょう。 その後のリング2、らせんも
観ているのですが、1作目に比べると、魅力はありません。
やはり1作目が強烈だったのですよね。
ストーリー運びは、強引な部分があったところもありますが、
なにせ・・・漂う雰囲気が怖かったです。
あの最後の貞子は、
強烈でしょう・・。
効果音も耳に残りますしね。
1人で夜は観られませんね。

主題歌も・・・怖かったですよね。
きっとくる〜〜〜〜でしたっけ。

リング2はあまりいい評判はきかないのですが
たぶん、テレビ放映になったころに見ると
思います。まだ先だ・・・

2005/06/18(土) MAY-メイー
MAY−メイ
(2002 )

監督・脚本 ラッキー・マッキー
出     アンジェラ・ベティス

幼少の頃、弱視を患っていたメイ(アンジェラ・ベティス)は、友達がいなかった。内気な性格は大人になっても変わらず、
人付き合いも苦手なまま・・。
孤独な彼女の唯一の話相手は母親がくれた人形のスージー。
そんな彼女が優しくて大きな手を持つアダム(ジェレミー・シスト)に恋をする。やっとのことで、話すきっかけをもち
デートにこぎつけたのだが・・。


感想   久々のホラーです。28日後以来かな。
スプラッタ系は基本的には観ないのですが、
これは雰囲気に惹かれていたので、いつか観てみようと思っていたのです。ただし、体調のいいときにね・・・笑
このMAY−メイーって、ちょっと屈折した女の子が主人公なんです。そこにとっても興味があったの。
内気で友達がいない・・・っていう設定に、惹かれたのね。

これは、孤独な女の子がお気に入りのパーツを集めて、
友達を造ってしまうお話なの。足は、これがいいとか・・首の部分はこれがいいとかね・・・。なんだか書いているうちに、自分がとっても危ない人に思えてくるんだけれど・・・笑。
メイは、動物病院に勤めているから、手術的なことは得意。
さらに趣味が洋裁ということで、自分のお洋服なども
簡単に作ってしまうほどの実力があるの。
だから、そういうこと(人間作成ね)も、苦もなく、簡単にできるのよね。まあ・・・異常者のお話だし、ホラーなんで真面目に感想を書くのもなんなんだけれどね・・・。

孤独な人間って、1人の人間に、必要にこだわるでしょう。
独占したいっていう気持ちも、人一倍強いんだと思うの。
だから、拒否されたときには、その反動も強いというのには、大いにうなずけるところがあるわ。
もちろん、彼女は、恋人に対して唇を噛み切るほどのキスをしたり、好きな恋人の手を異常に撫で回したり、尋常ではない行動をしているし、ただの孤独な女性という枠にはおさまらないところはあるよね。そういうところは、やはり近寄りがたいと思えるし、理解のわくは超えているけれど、なぜか、気になる存在ではあったわね。

94分の短めの映画で、目を覆うような悲惨な場面・・は後半30ぷんくらいかな・・。でも意外と、後半は気持ち悪いって感じはなかったですね。あ・・気持ち悪いことは気持ち悪いけれど
想像していたよりは・・ってことよ。
脅かすような効果音もなく、
淡々と場面が展開されて言ったっていう感じ。
そして、ラスト・・。

なるほど・・・・って思いましたね。
冒頭でわからなかった場面の意味が・・・これで納得できる。
上手にまとめてあるじゃない・・・って思いましたね。
ラストは、せつなさも感じる終り方で・・・まあ・・・よろしいじゃあないですか・・・笑  こんな悲惨な展開で、せつなさを感じられるなんて、なかなかありませんですよ。


あとね・・・意外に思えるかもしれないけれど、
笑える部分もあったの。アダムがつくった映画とかね。
これ・・・凄いんですよね・・・笑  本編より、こちらの
お話の方が、インパクトあったかもしれません。だって、まったく想像していなかったからね・・・笑
アダム〜〜〜!!(トラボルタ似なんだよ)、ホラーオタクならば、メイとうまくいくんじゃあないのかって。だって、アダムの姿を理解してくれるのって、メイぐらいなような気がするもん。

また、レズのお友達から預かった猫ちゃんの末路。
そんな〜〜〜って思ったけれど、隠し場所を発見されたときも
ちょっと、可笑しさをかんじましたよ。ブラックだよね・・。

そういえば・・・偶然であったパンクの男も悲惨といえば悲惨だよね・・。

ホラーだけれど、語ること多くて、自分でもビックリです。
ちなみに主演の彼女は、
牧瀬さんに似ています。
「汚れた舌」観ているとわかりますが、演技が同じ。
牧瀬ちゃんもこんな感じにおもえてきて、怖いです・・・。

2005/06/09(木) 歌追い人
歌追い人
 (2000  アメリカ)
監督  マギー・グリーン・ウォルド
出   ジャネット・マクティア(リリー)
    エイダン・クイン(トム)
    エミィ・ロッサム(ディレイディス)

1907年、アメリカ。リリー(マクティア)は、ニューヨークの大学で主任教授への昇進を望んでいたが、なかなか思うようには
いかない。自分の将来に未来はないと感じたリリーは
妹が教師をしているノースカロライナ州の遥か
アパラチアへ向かった。
そこで出あった孤児のディレイディスの歌・・。
それは200年以上前のスコッツ・アイリッシュ移民の伝統歌そのままの歌で、学術的にも意味があるのだった。
リリーはこの村には、伝統的な歌が残されていると知り、
録音し採譜して出版しようと決意する。そうすれば、教授の道も
開かれると思ったのだ。


感想  サンダンス映画祭特別審査賞受賞作品。
エミィ・ロッサムのデビュー作でもあります。
彼女をはじめ、歌は・・・評判どうり良かったです。
バラッドというものを良く知らなかったのですが、
今回初めて知識として聞かされ、また一つ勉強になりました。
こういう風に埋もれていたものを、発掘するという作業は
地味ながらも、価値あることだと思いましたね。
題材も地味ですが、お話の運びも盛り上がる部分はほとんどないので地味であると思います。エピソードはいくつかあるのですが
どうも感動するまでのものではなく、予定調和になっていたかなと思えるところがありました。
できれば、主人公が新しい生き方を見つけ出していく過程を
もう少し、説得力有るカタチでみせて欲しかったかなと
思います。
後半のある出来事によって、主人公の将来の道が変わっていったと理解しましたが、できれば、そこにいきつくまでの、
心の変化を丁寧に描いて欲しかったように思えます。
恋愛の部分も、やっぱりというカタチでしたね。
恋をする相手は山男のアイダン・クイン・・・。
彼は素敵でしたよ。
閉鎖的な村の人でしたが、彼だけは都会暮らしの経験があって
物事を広く観ることができる人でした。
だからこそ、主人公の女性と、感性があうのでしょうが、
最初から、この男と恋に落ちるだろうという雰囲気がプンプン
しています・・笑
まあ・・それはそれでいいのですが・・・、やはり面白みには
かけるんですよね。
最後、甘いラストも、男はそれでいいのかなとも思いましたし。
でも、山の風景は心和みましたし、随所の入る
歌声も、透き通る声ばかりで心地よかったです。
ちょっとミュージカル風で、突然歌いだすカタチなので、
好みは分かれますけどね。
ダンスシーンも楽しそうで良かったですよ。

観た後は清清しい気持ちになれますので、
損はしない作品だと思います。
ロッサムちゃん可愛いしね☆
でもあの演技の仕方は優等生すぎて、どうもって思いました

2005/06/03(金) ジャスト・マリッジ
ジャスト・マリッジ

(2003  アメリカ)
監督 ショーン・レビィ
脚本 サム・ハーパー
出演 アシュトン・カッチャー ブリタニー・マーフィ
    クリスチャン・ケイン デビッド・モスコウ

富豪の娘サラとラジオのDJトムは、急接近して即結婚。
ハネムーンにむかった2人だが、そのハネムーン先で次々と事件が起ってしまい、けんか別れをしてしまう・・。

感想  アシュトン・カッチャー目当てで観てみました。
別にファンでも、気に入ったというわけでもないですが、
バタフライ・エフェクトのシリアス演技以外のものも
チェックしたくなったから。

映画は、非常にわかりやすい内容で、頭を使いたくない時には
いいんじゃないかなと思わせるものでした。映画館では
みないけれど、ビデオでは見てもいいかなという程度の
話だわね。
結末は、想像通り。あれで、別れては何にもなりませんよね。
結婚した途端に「こんなはずでは〜」と思うのは
ほとんどの既婚者が経験するはず。
結婚は忍耐でしょ。相手を認め受け入れる寛容さでしょ・・笑

富豪の娘っていうのも大変よね。家の違いって
現実的には大きな問題だと思うからね。
あんなに娘の相手を、バカにしていたブリタニー・マーフィ
のパパが、ラスト簡単に、2人の仲を認めちゃうのは、どうかと思ったけれど、これは、深く考えないコメディー映画だからこれで
いいのですよね。

ハネムーン先のドタバタが楽しかったです。
2人のリアクションの大きさと顔の表情の豊かさが見所かな。
パリ・ベニスの風景も美しかった・・・。
2人が乗る黄色のクルマ。なんっていうのかな〜〜。
あれ、可愛らしかったですわ。
あと、ワンコが出てくるのですが、とっても不細工。
これチェックよ。
アシュトンは上半身裸姿あり・・。体・・筋肉質なのよね。
これが魅力か・・・笑
鼻血はここでも出ていましたわ。(あ・・アシュトンは鼻ぶつけて
鼻血が出たもよう・・。ブリちゃんは興奮して出していた・・笑
飛行機内では同じ姿だったわ)
 
観たよ報告として、感想UPはしますが、
俳優に興味がなければ、たぶん、レンタルしなかった作品だと
思います・・ハイ・・笑


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.