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2005/05/19(木)
完成したあとのむなしさ
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子供のころ、プラモデルを作るのが楽しかった。もちろん安いプラモである。小遣いが少なかったから買えるものはしれているが、出来上がったものを大切にした覚えはあまりない。 作る過程が楽しいのである。
これはすべてにおいて言えるわけで、ジャンクカメラの組み立てなどもそうだし最近やっと卒業したジャンクパ−ツによるパソコン組み立てもそうである。送料を加えても4000円でできたパソコンは98SEではあるがサクサク動く。 ケ−スは富士通のメ−カ−パソコンジャンクで500円、マザ−はヤフオクで落札したEP-51MVP3E-MにCPU、K6−2の300MHz、ヒ−トシング、ファン付、これが110円。 メモリ−はPC100の64Mを一枚、これが200円。ほかになつかしいCIMMの32Mを2枚さした。これは古いパソコンNEC9821に刺さっていたものでタダ。 電源は300円で買ってきた250Wのもの。これで十分。 CD−Rは300円の4倍速。一番高いのがHDD。ここは10Gで我慢して800円である。 送料がつまらないとはいえ、約1000円くらいはかかっているだろう。 もし秋葉原あたりに住んでいて、送料がいらないとすれば、この価格でかなりのパソコンが組めることになる。 この程度のパソコンでも10年前では20〜30万円したのであるから驚きである。
さて問題はここからである。組み立てるのはいいが、できたパソコンで何をするか、、? 結局は姉にネット専用パソコンとして差し上げることにした。
ジャンクを集めて完成品を作るという点では、カメラの修理とまったく同じである。カメラもパソコンも検索条件は必ず「ジャンク」である。 もうひとつは振込みが郵便振替であること。通帳から通帳の振込みだと手数料が130円。銀行だと420円もする。 送料はなるべく定型外にしてもらう。保障はないが、いいまででトラブッた事は一度もない。
しかし、何度も書くが、完成した後は野原に秋風が吹くような気持ちである。実にむなしい。 では、どうすればいいか、、答えは完成させないことである。及ばざるは過ぎたるより勝れりというところである。
ということでもう一台のジャンクパ−ツをそろえつつある。でも今度は安いものではなく、そこそこの性能のものを作ろうと思う。ということは金がないので、2年くらいかけてパ−ツを集める。これで2年は楽しめる。マザ−はDualにしてクロックを稼ぐ。これを基本にしていこうと思う。
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