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2004/12/20(月) さとうきび畑
森山良子の「さとうきび畑」という歌がある。こういう歌もいいものである。

実は、大好きな歴史の本を何気なく読んでいたら、当時の沖縄決戦のことが載っていた。読んでびっくりしてしまった。
本土の人間が沖縄の人たちに行なったこと、、それは見殺しである。海軍は沖縄を主力決戦場として戦力を沖縄に集中しようというのを、陸軍、東条英機は、本土決戦を主張して、戦力を沖縄から引き上げてしまったのである。

残された沖縄の人々は学生と年寄りと女性ばかり。
そこへ決死隊として残された帝国陸軍は、特攻隊だけ。この特攻隊とは名ばかり。地雷を積んだボ−トで特攻隊として自滅するはずが、ボ−トを地雷で爆破させ、沖縄の人たちから食料を略奪。あげくのはてに自決を進めて自分たちは逃げることを考える。

その結果として、悲惨このうえない現状が沖縄戦で繰り広げられた。
歴史というものは作られていくものなのか、それとも運命としてそこにあるのかを考えてしまう。

今、森山良子の歌を聞いて、この歌の持つ深い意味を考えてみた。さりげない歌の中に、重い歴史が刻まれている。


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