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2004/08/28(土) まつり
つい先頃まで隣村の祭りの音楽が聞こえていた。子供の頃、この音がするとわくわくしたものである。

当時は今ほど娯楽もなかったせいもあるが、神社の境内に夜店が出るのが何よりも楽しみだった。もちろん小遣いなどはいくらももらっていないので、買えるものといえばゴムでできたかえる、チュ−ブに入ったシンナ−臭い風船、プラスチックの数字あわせなどである。

公民館から流れる音楽は、オクラホマミキサ−やマイムマイムなどのお決まりのフォ−クダンスに東京五輪音頭、炭鉱節、十日町小唄、津南音頭などである。

夜の11時頃までレコ−ドが流れていて、当時レコ−ド係という役があり、祭りだというのにレコ−ドを交換してはかけつづけるのであるから、今思えば非常にご苦労なことであった。

音楽が消えると、太鼓の音が聞こえてくる。そしていよいよからす踊りの出番である。音頭取りがいて、それにあわせてみんなが歌いながらがなりたてる。よっぱらっているから終いにはアドリブだったのだろう。これが夜中の2時ごろまで続く。このからす踊りを聞きながら眠りにつくのが普通であった。

こんなことは遠い時代の記憶になってしまった。今は9時ごろになるとぴたりと音楽がとまる。幼児が眠れないから静かにしてくれと苦情がくるらしい。祭りなんだから少しくらいいいじゃないかと思うのだが、いやな時代になったものである。


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