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2004/09/10(金) 裸電球
電気の球がきれた。取り替えた。
それにしても懐かしいのだが、裸電球=貧乏という図式がどうも面白くない。四畳半、裸電球、銭湯、下駄、どれも立派な日本の文化である。

一時期、トレンディドラマとかいって、東京都心の1DKのマンションの一人暮らしにあこがれるみたいなドラマがあったが、その頃の僕は汚い6畳と4畳半の二間のアパ−トで隠れるように住んでいた。
風呂はもちろん銭湯。まさに神田川の世界である。
アルバイトと学校でほとんど家にいなかったから別にどうでもよかった。一日中日のあたらない部屋なので、家賃は安かった。

トレンディドラマの世界がいかに嘘っぱちかは僕が一番良く知っている。親のすねかじって1DKもないものである。これで彼女を引っ張り込んで愛だの恋だのとほざくなっていうの!
そんな憧れにだまされて、都会に行って挫折して田舎に帰ってくるというパタ−ンは多かったことと思う。都会はそんなに甘いものではない。

日のあたらない部屋というものは当然風通しも悪い。つまり夏は暑く、冬は寒いという最悪の環境。寒いのは同じバイト先の先輩から古い石油スト−ブをもらってしのげたが、夏の暑さはたまらない。扇風機はあるにはあったが、池のにごった水をかき回しているようなもの。
銭湯は坂の下りの遠いところなので、せっかく汗を流しても、帰りは上り坂、部屋に入る頃にはまた汗だくになる。

とまぁ、ろくな都会生活ではなかったが、なんとか生きて田舎に帰ってきたわけです。そんなわけで田舎のよさは、本当によくわかります。ただ、豪雪地帯、雪国だから雪は仕方がないけど、せめてあと1メ−トル雪が少なかったらと思うのは僕だけではないだろう。


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