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2004/09/12(日) ペトリというカメラ
このカメラ、修理を依頼された。
カメラ屋さんに出したら断られたそうである。なぜか例によって僕のところに回ってきた。最初は、どこがおかしいんだと思ったが、仔細に観察すると、シャッタ−幕が開いたり、開いていなかったりである。一番タチが悪い故障である。
一応分解してみたが、どうも微妙なずれが原因である。これは無理と簡単にあきらめることにした。
ペトリの一眼は、他のカメラとちょっと違う構造をしている。精度が出ないので有名である。当然何十年も経ったカメラである。ますます精度を出すのが難しい。

依頼者は知人の息子さん。親父が若い時使っていたカメラを是非使いたいということである。気持ちは分かるが、このメ−カ−はちょっと無理である。

ペトリというカメラはもともと修理屋泣かせのカメラである。修理仲間でもペトリには手を出すなというくらい有名。
僕にいわせると、ペトリの一眼レフは、日本のカメラ史上、最低の作りのカメラと言いたい。倒産したのは当然成り行きではないかと思う。
もっともレンズシャッタ−はそれほどでもないのであるが。

機種は、ペトリのペンタである。一番最初の一眼レフカメラ。プラクチカマウントの手動絞り。つまりレンズとボディの間には何の機械的連絡がなく、Pマウントのスクリュ−のねじがきってあるだけである。
ここの部分は故障の仕様が無いほどであるが、いかんせん、ボディの構造は摩訶不思議である。
ペトリ様、降参しました(笑)。


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