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2004/09/07(火)
道具としてのカメラ
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久しぶりにOM−1を持ち出した。 これだ、これ。この感触。これが男の道具としてのカメラである。 デジカメにはない、質感と重量。 少年のときにあこがれ続けたカメラ、それが今自分の手元にある。
これからひとつひとつ思い出していきたい。モノクロを初めて焼いた時の暗室の感動。一眼レフで、見たままそのまま写るという喜び。 そんな当たり前の感動が失われたのは、デジカメとパソコンによる簡単便利な最強コンビに慣れすぎたからである。
フィルムが高くてなかなか買えず、1枚1枚を丁寧に撮影していたあの頃は、金はなかったかもしれないが、夢と喜びがあった。 今ではカメラが家じゅうにごろごろある。少し反省しよう。
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