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2005/01/31(月) 風邪
たぶん風邪だと思う。
お腹が痛くて、しくしくと痛み、歩いてみるとどうもふらふらする。やっとの思いで自宅にたどり着き熱を測ると、37.6度。とりあえず早く寝ることにする。
おやすみなさい。

2005/01/30(日) 予定のない日曜日
休日のたびに何か予定が入っているので、今日のように何も予定のない日曜日はなんだか不安である。
外は予定通り雪。撮影に行く気分にもなれない。
結局仕事場にきて雪かきをしたあと、依頼されていた広報誌を仕上げる。adobeのソフトを使いこなしていると、パソコンがすごいできるというイメ−ジがあるみたいである。

確かにpoto shopとIllustreterは上達したが、マイクロソフトのソフトはワ−ドくらいしか知らないし、先日から挑戦しているアクセスなどはかなり手ごわい。

2005/01/29(土) 節分荒れ
本日は非常にいい天気で家にいるのがもったいないような気がする。雪国では冬の日照時間が非常に少ないので、こんな天気の日は太陽のありがたみをひしひしと感じる。

さて、、この後であるが、明日からまた雪が続くという。この時期は仕方がないのであるが、この地方では、この時期の豪雪をもたらす寒波のことを「節分荒れ」といい、冬の雪の量はピ−ク達する。

毎日、毎日雪かきばかりで、ほとほといやになるが、こんなときは人の出入りも少なく、仕事も暇である。

それにしても今日はいい天気であった。今は雨に変わっている。これがみぞれとなり、やけに静かだなと思うころには、確実に雪に変わるだろう。

2005/01/28(金) カメラのモニタ−
フジから銀塩カメラのモニタ−を依頼された。モニタ−募集は一般には審査があるのだが、僕の場合はまったく問題ないので、そのままカラを送ってきた。
カメラ全体の感じは、アルミ外装で高級感はあるが、ぱっと裏を見ると大きな液晶でストロボ解除とかセルフとかを設定できるようになっている。この大きな液晶がデジカメと間違えてしまうし、せっかくの表側の高級感を台無しにしている。
レンズは24mm、F1.9である。ISO 1600の専用フィルムを入れるとストロボノン発光となる。
ためしに空撮りしてみた。うん、、、感触はいい。デジカメのようなタイムラグはまったくない。これが銀塩カメラのよさである。
ちなみに、なんとなく予想していたことではあるが、空撮りのあとに、しっかりと液晶画面を見てしまった。どうもデジカメ慣らされすぎているみたいである。

2005/01/27(木) 地震
あの地震はなんだったのだろう。3ヶ月前の中越地震、あの時僕はなぜか自宅に早く帰っていった。帰ったばかりの時にあの地震が起きたのである。
がつんときて、その後かなりゆれていた。家のあちこちがミシミシと音を立てていたとき、これでこの家も終わりなのかなと考えていた。文字通りゼロからのスタ−トをしなくてはと、、、なぜか開き直っていた。

今、何事もなかったようにこうやっていると、まるで悪夢でもみていたのかなと考えてしまうのである。
しかし、このあたりはまだいい。仮設住宅に入っている人たちの苦労を思うと、人間、贅沢はいえないのだと思ってしまう。

いずれは起こるであろう、関東大地震と東海大地震を考えると、人間のちっぽけさを身にしみて感じる。大自然の前では、人間もしょせん蟻である。

2005/01/26(水) 新札
お札が順次新しくなってきた。
今のところ困るのは、場所によっては自動販売機が新札対応になっていないということである。
昨夜、タバコが切れたので、10時50分に何気なく財布の中から千円札を取り出し、自動販売機に買いに行ったら、新札だったので受け付けてくれなかった。
あわてて家に旧札を取りに戻り、再び自動販売機に走ったらアウト。
結局2往復してタバコは買えなかった。残念。

2005/01/25(火) カレ−ライス
子供の頃カレ−ライスといえばすごいご馳走であった。もとへ、ライスカレ−と言ったほうが雰囲気が出る。
でっかい鍋に、うどん粉とカレ−パウダ−を溶いたものを入れて作るのだが、このときにカレ−パウダ−の匂いが食欲を誘ったものである。
じゃが芋、にんじん、たまねぎは今の時代と変わりがないが、肉の代わりにさばの缶詰や魚肉ソ−セ−ジが入る。
今食べれば、口が贅沢になっているから、そんなにおいしいものでもないと思うが、あの頃はとんでもないご馳走であった。

時は流れて、、、カレ−はご馳走ではなくなった。
子供達は肉に飽きたというので、シ−フ−ドカレ−などを作ってみたりしている。時代は変わった。

2005/01/24(月) 相棒
相棒といえば、まず女房であろう。
次に、、これがなんとスピ−カ−である。YAMAHAのNS1000 MONITERだが、これは昔、22年前かな、、同僚に10万円貸して、もし返せなかったらということで、当時新品だったこのスピ−カ−を担保に入れてもらった。
約一ヵ月後、このスピ−カ−が僕のものになった。
こいつが結局一番気に入って、他のスピ−カ−は買う気にはなれなかった。
今思えば、これはいい買い物であったと思う。というのは10万円が戻ってきても、たぶんつまらない事に使ってしまい何にも残らなかったと思う。
最近はMP3なるものがはやっていて、これがまた音が悪くない。特にこのスピ−カ−で聞くといいのである。
まぁ少し硬い音ではあるが、一つ一つの音をくっきりと独立させてくれるので古いモノのJAZZなどを聞くとばっちりである。

2005/01/23(日) スナップ
久しぶりにスナップをする。
子供の卓球の練習に十日町へ送っていったついでにスナップをしてきたわけだが、女房と娘の買い物に付き合ったというのもまた事実。実際女というものはどうしてあんなに買い物の時間が長いのだろう。ひとつの店に一時間。

スナップに使ったカメラはオリンパスXA。モノクロを詰めて心はるんるんである。
すぐにここで公開できないのが銀塩カメラの欠点ではあるが、それがまたいいところかも。

2005/01/22(土) 体験実習
わが町に体験実習館なるものが昨年度Openした。
ところが時間は2時間で作れるような体験ばかりである。2時間で作れるものなどたかが知れている。本当に楽しい体験にするには少なくとも3回くらいで完成するくらいでないと駄目である。
と、、担当の学芸員に話したら、それじゃおまえがやってみるかということになった。

いくつかのアイディアがあるが、たとえばピンホ−ル写真で現像までやらせるとか、陶芸で、自分達の土地の粘土を使い焼き物をさせるとか、いろいろと出てくる。

しかし、いざ子供達にやらせるとなると、はっきり言って面倒くさい。僕の考えだと体験などというものは、失敗があって当たり前。でも失敗した子供はかわいそうである。
ならば絶対失敗しない方法を考えてみた。つまり失敗してもやり直しのきく体験である。

それはズバリ暗室である。使い捨てカメラを渡して撮影してもらい、フィルム現像だけはこちらでやり、引き伸ばしだけを体験させる。そして、その作品をギャラリ−で公開する。

この話をしたら、とんとん拍子に事は運んで、予算から日程までがほぼ決まってしまった。
あとは講師3人の都合である。講師一人につき3人面倒を見てもらい、募集は10人限定の体験実習である。

帰りながら、また後悔してしまう。
また余計な事を引き受けてしまった。しかし、これも写真というものを子供達に理解してもらう最短の方法だと思う。
カメラを向けただけで変質者扱いされてしまうこの時代、カメラマンには暗黒の時代である。

2005/01/21(金) アサカメ
アサヒカメラを立ち読みする。立ち読みして買うか買わないかを決める。
以前はほとんどのカメラ雑誌を購入していたが、最近はデジカメの特集が多いために、月例写真を立ち読みして、買うことはなくなった。買う雑誌といえば、学研のカメラGETくらいなものである。

銀塩写真とデジカメ写真の関係は、音楽でいえば、レコ−ドとCDの関係に似ている。

とまぁただをこねても仕方がない。便利さにはかなわないのである。かくいう僕も、このサイト以外の管理サイトにはデジカメである。もともとWEBが目的の場合は、これほど便利なものはない。
でも、、なんかむなしい。

2005/01/20(木)
この土地に生まれ、この土地に育ち、冬といえば雪に埋もれていた自分としては、この程度の雪はどうということはない。
一晩に一メ−トル積もっても、こんなものかと思う。
好きな一茶の句に

これがまぁ ついの住みかか 雪五尺

という句がある。五尺、、一メ−トル五十センチ、
たいしたことはない。
僕ならこう作る

一晩で 四尺五寸や 冬ごもり

2005/01/19(水) スウィングガ−ルズ
スウィングガ−ルズという邦画を見る。
面白かった。
JAZZ好きにはたまらない映画かもしれない。夏休みに補習をうけるような駄目な女子高性が、ひょんなことからJAZZをやるようになる。
それ以降は見てのお楽しみだが、「ハウルの動く城」より断然面白かった。

2005/01/18(火) 2台のコンパクトカメラ
この2台のコンパクトカメラ、横にスライドして撮影体制に入るという点で似ている。大きさもほぼ一緒。
ネット用にはデジカメが当然便利なわけで、スナップはほとんどこれに変わりつつある。

このオリンパスXAというカメラは、いつでも、さっと取り出し撮影ができるというカメラであり、当時これが一番簡単だった。
これに変わるものがデジカメになったのは当然であるが、どこか面白くない。自分でもうまく言えないが、ホビ−としての楽しみがないというべきか。
時代は動いているし、便利な方向に進歩していくのは無理もないが、道具としての愛着がデジカメにはまったく感じられない。

と考えるのはもはや古い世代の人間である証なのであろう。

2005/01/17(月) 真夜中
真夜中に眠れなくて、家人の寝静まる中、ガサゴソとカメラなぞをを取り出してみるに、そのあまりの多さに辟易すること、これしかり。
長き日々により集められたるカメラをしみじみ眺めつつ、時の流れの速さ、いと早きことを知る。
枕元に数台のカメラを持ちきたりて、二三度シャッタ−を切りたるに、思い出す昔の日々にひたりて眠る。

2005/01/16(日) 日曜日
何をするわけではない日曜日。屋根を落雪式にしたので、下雪を片付けようと思ったが、雪の降るときは片付けられない。
なんとなく落ち着かない気分、こんなときは写真を撮りに行く気にもなれない。

2005/01/15(土) 小正月
今日は小正月。
昔は14日にかまくらを作り、楽しんだものだが、今の子供たちは作れない。苦労をして楽しむということを知らない。

与えられた遊び、作られた遊びのなかで生きている。勉強も与えられて、学校も与えられて、そして生きている。

いつまで与えられることが続くのだろうか。
そろそろ限界なのでは、、、。

2005/01/14(金) カメラを持つ
ここのところデジカメばかりで銀塩カメラに触っていないので、久しぶりにペンタックスを持ち出す。するとどうだろう、明日は何を撮ろうかという気持ちがわいてくるではないか。
この感覚はデジカメでは味わえない。
フィルムという緊張感がデジカメにはない。

2005/01/13(木) 豪雪
今日は少しは寒気がゆるんできた。
屋根の上の雪は覆いかぶさり、隣のアパ−トは玄関が非常に危険な状態である。
道幅はせまくなり、車の運転も大変になってきている。早朝から屋根の雪下ろしをしている家もあり、みなさんそれぞれ忙しい。

2005/01/12(水) 豪雪だぁ!!!
なんや今年は暖冬という噂が流れていたが、自慢じゃないけど日本一の豪雪地帯、ちょこっと降れば2メ−トル。
世間一般に「土方殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の3日も降ればよい」などという言葉があるが、今の自分はかなりそれに近い(笑)。

そもそも町に人が歩いていない。
自分自身もこんな時に外出するのは嫌だから無理もないが、午後から吹雪である。あられも降ってきた。

そういえば、毒舌占い師の細木数子が、1/14〜1/16の間に地震がこの地方に起きると予言しているらしい。
屋根の上の積雪の重みが加わると大惨事になるだろう。
あな恐ろしや、、、恐ろしや。

2005/01/11(火) ジュピタ−
昨年の大晦日、紅白歌合戦をパソコンをやりながら聞いていたら、何やら聞いたことのある歌が流れていました。
息子に聞いたら、ジュピタ−だということ。納得。歌謡曲(死語)というものはなんでも取り入れてしまうんですね。
歌っているのは平原綾香(字が間違っているかも)という人でした。
早速ダウンロ−ドしてじっくり聞くと、これ、なかなかいい歌です。歌詞と曲が合っています。
詳しく検索すると、祖父はトランペット奏者、父はサックス奏者でJAZZ一家でした。しかも彼女は音大でJAZZを専攻してます。
こういう歌手が登場してくるのはいいことですよね。
(小室哲也の曲が大嫌いなみのかんです)

2005/01/10(月) 日記
本日、思いがけずいい天気である。

さて、日記をこうやって打っているわけだが、打っていて感じるのは、実につまらない毎日を過ごしているということである。
自宅のトイレには子供たちの漫画本の他に、僕の本も少しはさんである。この中に、文庫本「書くに値する毎日」というものがある。これは著名な作家の有名な日記を抜粋してまとめたものだが、これを読んでいると、確かに毎日が充実しているのがわかる。

面白いのは石川啄木の「ロ−マ字日記」である。女を買いに行った夜のことなどを書いているのだが、あの短歌の一連に比べると、なんと低俗な文章なのだろう。
ロ−マ字で誰も読めないと思ってかどうか、実に好き勝手なことを書いている。これはこれで面白いのだが、啄木もまた我々とかわらず俗人だったということである。
彼が長生きしていたらどうなったかとふと考えてみると、やはり一生貧乏していたのではないかと思う。

思えば、明治から昭和初期の作家というものは、すべからず早死にしている。これは早死にするから名作ができたのか、長生きしたらもっとすばらしい作品が生まれたのかぱ謎である。

歴史に「もし、、」という言葉はタブ−ではあるが、いろいろなことを想像してみるのは楽しいことである。

2005/01/09(日) 雪 
雪が降っている。
子供の頃から慣れているとはいえ、やはり一晩に1メ−トルも積もることにはうんざりしてしまう。ただ最近はそういう降り方はしなくなった。地球の温暖化なのだろうか。

子供の頃の冬の遊びといえば、家の中ではカルタや煎餅つりなどであるが、冬といえばスキ−である。
物心ついたときからスキ−には慣れ親しんでいるが、このスポ−ツは選手となると金がかかる。そのわりに活動時期がせいぜい3ケ月くらいなので、経済効率の悪いスポ−ツといえる。

2005/01/08(土) 至福のとき
何も心配事もなく、そのことに没頭できるという時間が少なくなってきている。
頭では休憩時間と決めていても、次には何をして、その後はと、いつも計算をしている。
未来の時間というものが少なくなってきているせいもあるが、たとえば高校生のころの夏休みは、時間というものを考えないで音楽をきき、本を読み、ギタ−を弾いていた。

遠い昔の夏休み、気だるい暑さの中で夢中で本を読み、なぜかふいに涼しさを感じて外を眺めてみると夕立の強い雨がたたきつけるように降っていた。そんな時間は今はなくなった。

春の雪解けの中から浮かび上がる霧も、夏のせみ時雨の音も、秋の夜に浮かび上がる月も、そのまま変わらずにそこにあるのに、僕にだけはそれが感じられなくなってきている。

2005/01/07(金) JAZZ
久しぶりにジョン・コルトレ−ンを聞いている。
ついでに、落としたcoffeeを飲んでいると、気分はJAZZ喫茶。
ダウンロ−ドしたMP3ファイルをCDに焼いたものだが、音はなかなかいい。
MP3という形式がどんなものなのか詳しくは知らないが、人間の耳に聞こえない部分をカットして、軽くしたものらしい。
これで十分であるし、これ以上いい音であっても一般には贅沢というものであろう。
昔、カセットテ−プで聞いていたことを思えば時代の流れを感じるが、進歩していくことで失ってしまうものも、またあるのも事実である。失った物といえば物を大切にする心であろう。いくらでも複製ができるということは、当然いい加減な扱いになるというもの。
昔のレコ−ド盤などは、今思えば摩擦で音を出すという非常にあやうい物であるが、それはそれで大切にしたものである。

ものを大切にしない心というものは、まったく社会現象とも言えるわけで、人間もまた使い捨てになってしまった。

2005/01/06(木) 階段
 あれは小学校に入る前だと思う。今思えば、母に連れられて長野市の病院に見舞いにいっただけのこと。当時はまだSLが走っていて、蒸気の発する汽笛を聞きながら2時間は乗っていたと思う。子供にとっての2時間は、ずいぶん長い時間だっただろうが、それが短く感じたのは、流れ行く景色を見るのが好きだったからである。

 兄弟が3人いる中で、なぜ僕だけが連れて行かれたのかというと、小学校入学前であったためであろう。誰を見舞いに行ったのかはまったく覚えていない。ただずいぶん遠くに来たのだということだけは記憶の中にある。

 母は大人同士の話があるのか、僕だけをぽつんとそこにおいて待っているように言い、しばらく僕はその場所にいたわけだが、その場所は病院の裏側だったのか、コンクリ−トの階段だけが妙に印象に残っているのである。

 大人になった今、思い出すのは見舞いに行った人の顔ではなく、ましてや車窓から見えた景色でもない。どういうわけか、そのコンクリ−トの階段だけが記憶の中にしまいこまれている。以来、コンクリ−トという無機質なものは、いつも僕の原風景の中にあり、灰色のあの色は僕の好きな色のひとつとなっている。

 「銀塩カメラ研究室」のトップぺ−ジは、何回かイメ−ジを変えてきたが、今の色が一番長く続くのは、やはり一番落ち着く好きな色なのだろう。

 僕の心の中の原風景には、コンクリ−トの無機質なあの色が必ずあるわけで、それがどういう時に思い出すのかというと、人が賑わっているときや、何かで盛り上がっているときである。

 もう一人の自分が、あの原風景の灰色の階段を上っていきたくなるのである。その階段の先にはドアがあり、僕はそのドアの向こうを知りたいといつの頃からか思うようになっていた。

 僕のことを暗い性格という人がいるが、暗い明るいの判断をどこにおくかで大きく違ってくる。どこか影があると昔々に付き合っていた彼女に言われたことがあるが、にぎわっているときにふと現れるのである、灰色のコンクリ−トの階段が。

 不安を感じながらも妙に居心地のいい場所であり、そこにいると時間が止まっているようでもあり、別の言い方をすれば、隠れ家みたいなものでもある。

 気になるのは、その階段の先のドアの向こうに何があるのかである。そのドアはたぶん開けてはいけないものであろう。でもいつかは開けなくてはいけないドアのような気がする。

2005/01/05(水) フィルム
最近使わなくなったもの

フィルム
鉛筆
ノ−ト
カセットテ−プ

これらはすべてパソコンのせいである。そのうち頭も使わなくなるようで恐ろしい。

2005/01/04(火) カメラ修理
今度はニコマ−トを預かってきた。もちろん修理である。あけてみないと直るかどうかはわからないけど、とにかくやってみるということで預かってきた。
修理ばかりで写真を撮っていないことに自己嫌悪を感じる毎日。
いい写真が撮りたいと思うが、なかなか時間的に難しい。いろいろなことに手を出しすぎて首が回らないというのが本当のところ。

2005/01/03(月) 大化の改新
NHKの歴史ドラマをじっくりと見る。
大化の改新である。結局中臣鎌足は、世の中をよくしようとク−デタ−をおこすが、その藤原氏は結局摂関政治で権力を手中にし、藤原氏の栄華が続く。
歴史は繰り返すというが、世界の歴史はまさに繰り返している。

このドラマを見て中2の息子が一言、、
「日本版のロ−ド・オブ・リングだね」
見事に核心をついている。

2005/01/02(日) だらだらと、、2日目
さて、年末年始に降り続いた雪もようやく落ちいてきて、本日快晴である。六日町のジャスコに出掛ける。子供たちはお年玉でお金持ちである。親はそのぶん痩せてしまう。
結局たいした買い物もしないで帰ってくる。ケンタッキ−のフライドチキンを食べに行ったようなもの。
まただらだらとTVを見て一日が終わる。

2005/01/01(土) さて、本年は、、
あけましておめでとう。
集落の新年交歓会に出席、だらだらと酒を飲み、午後より女房の実家に新年の挨拶。だらだらと酒を飲んで昼ね。
夜はだらだらとパソコンでダウンロ−ド。
新年早々だらだら。
こりゃ今年も見えてきたようなもの。


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