ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年1月
前の月 次の月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新の絵日記ダイジェスト
2018/01/25 読書 2
2018/01/23 読書
2013/12/25 クリスマス
2013/11/26 有孔鍔付土器
2013/07/17 著作権、肖像権

直接移動: 20181 月  201312 11 7 4 月  201110 月  20093 1 月  200812 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 月 

2005/01/10(月) 日記
本日、思いがけずいい天気である。

さて、日記をこうやって打っているわけだが、打っていて感じるのは、実につまらない毎日を過ごしているということである。
自宅のトイレには子供たちの漫画本の他に、僕の本も少しはさんである。この中に、文庫本「書くに値する毎日」というものがある。これは著名な作家の有名な日記を抜粋してまとめたものだが、これを読んでいると、確かに毎日が充実しているのがわかる。

面白いのは石川啄木の「ロ−マ字日記」である。女を買いに行った夜のことなどを書いているのだが、あの短歌の一連に比べると、なんと低俗な文章なのだろう。
ロ−マ字で誰も読めないと思ってかどうか、実に好き勝手なことを書いている。これはこれで面白いのだが、啄木もまた我々とかわらず俗人だったということである。
彼が長生きしていたらどうなったかとふと考えてみると、やはり一生貧乏していたのではないかと思う。

思えば、明治から昭和初期の作家というものは、すべからず早死にしている。これは早死にするから名作ができたのか、長生きしたらもっとすばらしい作品が生まれたのかぱ謎である。

歴史に「もし、、」という言葉はタブ−ではあるが、いろいろなことを想像してみるのは楽しいことである。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.