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2005/01/22(土) 体験実習
わが町に体験実習館なるものが昨年度Openした。
ところが時間は2時間で作れるような体験ばかりである。2時間で作れるものなどたかが知れている。本当に楽しい体験にするには少なくとも3回くらいで完成するくらいでないと駄目である。
と、、担当の学芸員に話したら、それじゃおまえがやってみるかということになった。

いくつかのアイディアがあるが、たとえばピンホ−ル写真で現像までやらせるとか、陶芸で、自分達の土地の粘土を使い焼き物をさせるとか、いろいろと出てくる。

しかし、いざ子供達にやらせるとなると、はっきり言って面倒くさい。僕の考えだと体験などというものは、失敗があって当たり前。でも失敗した子供はかわいそうである。
ならば絶対失敗しない方法を考えてみた。つまり失敗してもやり直しのきく体験である。

それはズバリ暗室である。使い捨てカメラを渡して撮影してもらい、フィルム現像だけはこちらでやり、引き伸ばしだけを体験させる。そして、その作品をギャラリ−で公開する。

この話をしたら、とんとん拍子に事は運んで、予算から日程までがほぼ決まってしまった。
あとは講師3人の都合である。講師一人につき3人面倒を見てもらい、募集は10人限定の体験実習である。

帰りながら、また後悔してしまう。
また余計な事を引き受けてしまった。しかし、これも写真というものを子供達に理解してもらう最短の方法だと思う。
カメラを向けただけで変質者扱いされてしまうこの時代、カメラマンには暗黒の時代である。


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