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2005/10/22(土)
日付がかわらないうちに、、
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この日記を毎日つけようと思っているが、毎日出来ないときがある。ところが、この日記は3日分でも4日分で一度につけられる。 以前はフジのデジカメを買ったときにセットになっていたものを使っていたが、フジのやつは、日記をつけ忘れると、翌日に昨日の分が打てない。これでいったん穴があくと、もうやる気をなくしてしまう。 ところがこの日記は挽回できる。だからなんとか続けられる。今日もやっと2日おくれのものがなんとか追いついた。とにかく日付が変わらないうちに、、、。
今日は久しぶりに古い本を取り出した。新潮文庫の「現代詩の鑑賞」伊藤信吉著である。この本、たしか高校一年生の頃に駅前の本屋で購入したもの。ほとんどは学校の図書館で借りていたが、時々気に入ったものは買っていた。
高校生の頃、本が一番集中して読めるのは、なんと授業中である。教科書棒読みの先生の時間は読書タイムであった。ドストエフスキ−なんてまだらっこいものを読めたのはあの頃だからである。「罪と罰」なんてのはまだいいほうで「カラマ−ゾフの兄弟」なんて今はとても読む気になれない。 あの頃読んだ本で(授業中に)、一番印象に残っているのが、伊藤整著「若き詩人の肖像」である。なんともいえないリズムでたんたんと内省的な文章が続くのが、高校生のガキにはとても新鮮だった。 いろいろと読んでいると、好きな作家というものが決まってくる。そういう小説を自分で探すようになる。そして、一発でその本を選べるカンが冴えてくるのだから不思議なものである。
とにかく音楽と文学で明け暮れた高校生活であった。詩もよく書いたし、歌もよく作った。不真面目ではあったが、音楽クラブと文芸クラブの部長だった。新聞委員会の委員長もそういえばやっていた。結構忙しかった。勉強はあまりしなかった。まぁ80点クラスで、間違ってもテストで100点をとることはなかった。
現代国語が一番得意で、自慢じゃないがテスト勉強はしたことがない。本をよく読んでいたので、いつでも90点はとれた。残りの10点は漢字の書き取りである。読むのは読めたが、書くとなるとそれなりの努力が要る。ほかの事は勉強のやりようがないから、最初からしない。 で、文学系にとって一番苦手なのがご他聞にもれず、化学と物理、なぜ化学が嫌いだったかというと、H2Oは水で、水素が2個で酸素が一個結合したもの、、、ということになっているが、どうしてそんなことがわかるのかと悩んでしまう。そこから先へ進めない。おそらくそれを本気で考えたら、今頃はノ−ベル賞でもとっていたかも、、、、んなわけないか(笑)。
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