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2005/11/23(水)
NF-1よさようなら
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キヤノンNF−1を売ろうと思い手提げ紙袋の中に入れて2週間経つ。これを持ち出すとき、心の葛藤があった。
自分A 「本当に売るのかよ」
自分B 「もちろんさ、使わないカメラは売ってしまって使う人のところへ行ったほうが幸せさ」
A これはお前が夢にまで見たカメラじゃないか
B そうなんだけど、大事にしすぎて何回もフィルムを通していないのさ。
A でも、、、このカメラ、買ったときから中古カメラの価格相場がぜんぜん下がっていないぜ
B わかっているさ、EOS650のプラカメなんて当時10万円以上したのに、今は一万円以下がいいところだもんな、そういう意味ではちょっと惜しいけどなぁ
A おまえはコレクタ−じゃないのかよ!売ってしまうとホ−ムペ−ジが成り立たなくなるぜ
B サイトはあくまで趣味さ、べつに売ったからといって記事を削除することもないだろう、それにコレクタ−として集めていたわけじゃない、気がついたらカメラがたくさん集まっていただけさ。
A もう一度聞くけど、本当に未練はないのか
B 実は未練はある。しかし、ミノルタのXDのAEが壊れていただろう、それにさんざん使ったXEも調子が悪くなってきているし、電気を使ったカメラは所詮消耗品ということだよ。修理はもうできないしね。
A NF−1はハイブリッドシャッタ−だろう、電池がなくてもちゃんと写真は撮れるよ。
B それはわかっているさ、でも旧F−1Nもあるからそれで代用できるじゃないか。
A だってファインダ−スクリ−ンだって二つあるし、AEとアイレベルファインダ−までふたつそろえて、しかも今の時代貴重なワインダ−まであるじゃないか
B だから売るのさ、セットならばそれだけ価値があるしね。説明書も新品同様さ。自分でも中古をかなり買っているけど、アクセサリ−というものはなかなか手に入らないものなんだ。セットとなるとそれなりに買った人に喜んでもらえると思うよ。
A 東京のカメラ屋さんに査定してもらったとき、セットでたったの8万円だったじゃないか。そんなんでいいのか?
B いいのさ。実はその金でデジカメ一眼レフを買おうと思っているんだ、実は金がいまないんだ、だから使わないで飾ってあるカメラを売って、使えるデジカメを買うということさ。
A まてまて、銀塩カメラのみのかんがついにデジカメになり銀塩を捨てるということか!
B そうじゃないよ、銀塩は銀塩、デジタルはダジタルとして使い分けるということさ。サイト運営にはいるからね。
A サイト用なら2台もコンパクトデジカメがあるじゃないか。あれじゃだめなのか?
B あれでもいいけど、いまいち納得がいかないんだよ。デジタルってあんなものかなと思ってしまうんだ。だから一台はデジ一眼がほしいのさ。
A ここまで言っても売るというのなら、売ればいいさ。ただし、俺はもうお前の中からいなくなるぜ、いままで長い付き合いだったけど、もう二度と会うこともないだろう。あばよ!
B ・・・・・・・・・・
そんなわけで、今このカメラはいきつけの某カメラ店に持ち込んである。またひとつ大切な何かを捨てた。
歩むため 心の重荷を捨つるのも 先に待つ身の 夢を思えば
ご粗末、、、、、。
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