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2005/11/08(火)
古いレンズとPhotoShop
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パソコンの前に古いレンズをつけたカメラを置くと、時の流れの速さを感じてしまう。このレンズが新発売されたとき、誰が今の時代を想像できただろう。 デジカメとPotoShopという組み合わせは、すでに主流になっているが、これにパソコンの普及がもう少し広まれば、銀塩は廃れていくのは間違いない。もちろん今も廃れてきてはいるが、まだまだ年配の方と女性陣にはほど遠い話であろう。 パソコンが年配と女性に普及しにくい原因のひとつは、簡単な話、面倒なのである(笑)。ところが小学生にいじらせてみると、ちょっと教えただけでどんどん先へ行く。頭ではなく体で覚えてしまうからである。 もちろん、パソコンなしでプリントアウトできる簡単なものもあるが、あまりお勧めではない。やはりパソコンに入れて画像処理できてこそ価値があると思う。そのためにはパソコンを使いこなせるようになってから、今度はPhotoShopを覚えなくてはいけない。これはなかなか長い道のりである。 レタッチソフトもいろいろあるが、ここはやはりPhotoShopが主流であろう。Paint Shop Proは完全にアドビに負けたといっていい。アドビは他のソフトとの関連性において優れている。他のソフトもすごくいいので、結局これになる。 僕がパソコンを始めたのが3年前であるが、今ではホ−ムペ−ジを5本管理できるようになった。もっとも僕が作っているのではない、ビルダ−とゴ−ライブというソフトが作っているのであるが(笑)。要するにいじることが好きなのである。つまり自分で苦しみを背負ってしまう。しかし苦しみから抜け出たときは、ものすごくうれしい。このうれしさのために危険をかえりみずまたいじるのである。まぁ登山に似ていなくもない。カメラをいじるのもパソコンをいじるのも一緒である。 この古いレンズを見てふと考えたのだが、この時代に土門拳と木村伊兵衛がいたらどうなるだろうか、、、? 木村伊兵衛は間違いなくパソコンとデジカメを使うだろう。しかし土門はかたくなに銀塩ではないだろうか。 時代、あと10年後、どうなっていくのかは想像が出来ない。デジカメとパソコンの価格が安くなることは間違いない。EOS Kissクラスのデジカメ一眼は間違いなく5万円前後になるだろう。それは過去の銀塩カメラの流れをみれば明らかである。
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