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2005/02/11(金)
モノクロ現像
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写友がきてモノクロ現像を教えてくれというので、まずはフィルム現像を教えた。自分自身がやり始めた頃を思い出した。
初めてフィルム現像をやったのは20歳ぐらいの頃だろうか。ずいぶんと感動したのを覚えている。 どうということのない写真がすべて作品となった。思えばあの頃撮影したものは今よりずっとよかったような気がする。かやぶきの家もあったし、近所の子供を撮影してプリントして持って行ってあげると、親が後で茶菓子を持ってきてくれた。
時代はそれから二十数年、子供の写真をとると白い目を向けられるようになった。社会が悪いといえばそれまでだが、その社会を作っているは我々である。しかし川の流れは変えることはできない。便利になって、金さえ出せばなんでも手に入る時代、感動というものが、買い物をすることに置き換えられた。 努力もなしに手に入れられる。 かわりに努力を要するのは、お金を稼ぐこととなった。 残念、、、。
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