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2005/03/08(火) 地震の後遺症
あの地震から月日を指折り数えてみると、この3月23日で、もう5ヶ月も経つことに気がついた。
職場のトイレは3年ほど前に増築改装したものだが、まだ新しい壁紙がボ−ドの切れ目に沿って見事に筋状に切れている。

この改装は、大家である工務店から派遣された若い大工さんの仕事だが、なかなか腕のいい大工さんで、まじめで愛想もよく、挨拶などもしっかりしていて好感が持てた。
なかなかいい人で、もし機会があれば、棟梁にはこの人を頼みたいものだと思わせてくれる人だった。

トイレの壁紙をうんこをしながら眺めていたら、ふとその若い大工さんのことを思い出した。もし、この壁紙を見たら、あの若い大工さんは悲しむだろうなと思った。
本当に一生懸命、まるで芸術家が作品を作るように仕事をしていたのである。

昨年度の地震で、また仕事が出たと喜んだ大工さんもいると思うが、いい仕事を一生懸命していた人は、きっと悲しいのではないだろうか。天災とはいえ、自分の作品が壊れてしまったのだから。

すべからず仕事とはこうあらねばならないと常日頃心がけていきたいと思う。あの若い大工さんの仕事のように。


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