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2005/05/13(金)
山の幸
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山菜の時期である。山に出かけないのに、頂き物で一通りのものは口にした。今日の夕飯は、木の芽である。これはこの地方独自のもので、あけびのつるの若芽をつんで食べるもので、少し苦味があり、なかなかの珍味である。
さて、山に行くと最近はぜんまいがたくさんあるらしい。これはぜんまいをとる人が高齢化したことと、畑に自家用のぜんまいを移植して、わざわざ山の危ない場所にいかなくてもよくなったことによるらしい。
では若い人たちはどうかというと、採ってくるのはいいが、干して揉んでいる手間がないので(実際あれほど手間のかかる食べ物はないだろう)、結局は採りにいかないわけである。 世の中すべて時短である。山菜採りにいったら、その日の夕食に出せるものに限られてきた。
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