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2005/05/27(金) 縄文土器の製作
最近作った土器である。
十日町博物館より依頼されたもので、この土器の出土した場所を公園化しているのだが、建設中の住居の炉にこの土器を置きたいということである。
当然ながら、その土地で出土した土器と同じデザインがいいわけで、まさか本物を置くわけには行かないので、複製品となったわけである。
仕事が終わって夕食を食べてから、夜10時ごろまで、こつこつと作り続けて2日間、ようやく完成である。

面倒なのは焼き上がりの色と大きさである。これは土によっても違うので焼きあがってみなければわからない。

それにしても土器というのは不思議なものである。子供のころから親しんできているし、我家の畑の中から子供の頃はやたらと欠片が出てきた。それでいながらも、ついはまってしまう。
別段興味もないというのが本音だが、作っているうちに太古のロマンを感じてしまうのだ。
土のひねり方、ヘラの使い方など、5000年の時を超えて、当時の人の息遣いが聞こえてくる。
やはり本物を見ながら作るというのはいいものである。写真だとこうはいかない。


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