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2005/06/17(金)
歴史
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中2の娘の勉強をちょっと見てみる。社会の中の歴史。時代は江戸時代。綱吉からはじまって天保の改革までが試験範囲である。 う〜ん、この時代はあまり好きではない。ヒ−ロ−が登場しないからである。そのわりには長い。しかも暗記することが多い。
しかしである、教科書を見て驚いた。簡単に済ませてある。あれ?俺たちの中学の時もこんなに簡単だったっけ。 もちろん中2だとこれでも難しいかもしれない。娘は暗記ができないという。丸暗記するつもりらしい。そりゃ無理である。 ここは歴史の好きな親父の登場である。 註訳と薀蓄をつけながら、うろ覚えの知識を混ぜて教科書を説明する。天保の大飢饉では犬猫も食いつくし、しまいには人肉も食べたとかである。そこまではいいが、ジョ−ジ秋山の劇画「アシュラ」まで登場してくる。 大塩平八郎の乱では、陽明学が登場して、その流れが新潟県の名士、河井継之助まで結びついてみたり、後で考えるとなおのこと混乱したのではないかと思う。
「面白き事もなき世を面白く」と言ったのは次の時代の登場人物であるが、歴史も一緒である。つまらない教科書も、どうしてそうなったのかを考えて読むと面白いよ、、ということで最後はまとめた。 わかったかな、、、?
さて、昔の参考書、高校時代の参考書を引っ張り出してその時代を見てみる。やっぱ面倒である。 面倒だけど面白い。いろいろな事が参考事項として載っているからである。あ、だから参考書というのか、、、、納得。 このことにもっと早く気づいていたらもう少しまともな大人になっていたのに。
ついでに縄文時代を見てみる。この参考書だとわずか2ペ−ジ。まったくつまらない記述である。縄文土器などを作っていると学芸員がいろいろとアドバイスをしてくれるので、少なくともこの参考書よりはましな知識を持っているようである。
今でこそ歴史は好きなジャンルであるが、学生時代は苦手であった。もうひとつ苦手なのが化学。亀の甲を見ると今でも頭が痛くなってくる。 ところが、今の趣味を考えると、縄文で歴史を学び、陶芸で化学が必要となってくる。まったく人生とはどこでどうなるかわかったものではない。
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