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2005/06/20(月)
竹久夢二
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お昼休み、銀行に寄ったついでに美人ママのいる喫茶店に久しぶりに顔を出す。 ここには僕のクラカメが何台か展示してある。なんでも大正時代のイメ−ジに店を仕上げたいとの事である。 とくれば竹久夢二なわけで、僕も夢二は好きである。一時間近くカメラや大正時代のことを話をして過ごす。
大正は激動の時代の狭間であり。日本人が初めて文化というものを意識した時代ではないかと思う。 どことなく夢があり、独自のイメ−ジとして定着しているように思う。
ベス単にあこがれて、フ−ドはずしで沢山写真を撮ったこともあるが、あのイメ−ジに合う風景がなくなってきた。 かやぶき屋根や着物姿の女性、浴衣や草履や下駄、そういった文化がなくなりつつある。
あの時代の写真に惹かれるのは、日本人の持つ生活、文化に対するノスタルジィ−なのだろう。
ここに載せた画像は1978年、アサヒカメラ増刊、「竹久夢二、その写真の世界」からである。 夢二は写真の世界でも、絵画とまったく同じイメ−ジを貫き通している。
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