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2005/06/23(木) 童謡
息子がいきなり歌いだした。
「こぎつねこんこん、、、」
すると女房が歌いだした。
「あられやこんこん、、、」

息子、あきれた声で
「おかあさん、、、天然、、、、」

ついさきほどの出来事である。

歌には童謡というジャンルがある。歌いつがれているだけに、あるとき、ふと思い出し懐かしくなるときがある。
それでいてCDの全集などを聞くと、ぜんぜんよくない。
それはどうしてかと考えると、たぶん頭の中で自分なりの思い出を作り上げているのではないかと思う。
思い出とオ−バ−ラップすることで懐かしさを呼び起こしているのだろう。

たとえば山田耕作の「赤とんぼ」などは僕くらいの世代の田舎の育ちだと、ほとんど歌のままの情景が浮かび上がる。
「15で姉やは嫁に行き、、」はないが、桑の実を摘んだこともあるし、具体的に桑畑の場所が浮かんでくるのである。
「赤とんぼ」は日本の歌の名曲であるとおもう。

僕は年代が違うが、美空ひばりや三橋美智也が好きである。三橋美智也の「母恋吹雪」を初めて聞いたときは泣いてしまった。

同じく泣いた歌に軍歌がある。タイトルは忘れたが「ここはお国の何百里、、」で始まる歌である。この歌は戦争を鼓舞するふりをしながら、戦争の悲しさを表現しいるという、隠れた反戦歌ではないかと中学の時に感じた。
ここまで打って今思い出した、「戦友」というタイトルである。
フォ−クソング全盛時代にこんな歌をギタ−を弾きながら歌っていたのだから、ある意味ちょっと変わった中学生だったのかもしれない。

友人の家の祭りなどに呼ばれていくと、演歌から軍歌まで歌ってしまうものだからスタ−扱いであった。覚えようとして覚えたわけではなく、好きな歌だからいつのまにか覚えてしまったのである。

とまれ、今でも時々ギタ−を持って歌うことがあるが、口ずさんでしまうのは、そういった古い歌である。
どうしてそんな古い歌が懐かしいのかというと、幼少の頃病弱だった僕は入退院を繰り返していた。当時病室にTVなどはもちろんない。かわりに当時最新のトランジスタラジオを親父が置いていってくれた。
今思えば、ラジオから流れる歌を聴くことはなしに聴いていたのではないかと思う。
そんな幼少体験が今の自分を作ってくれたのではないかと思う。


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