|
2005/08/13(土)
お盆
|
|
|
世の中はお盆ということで、民族の大移動が始まっている。地元の人間は、まぁ迷惑というところだろう。 ところが観光関係に携わる人たちは大忙しである。この時期が暇だともうどうしようもない。 この町もずいぶんと観光に力を入れてきているが、まだまだぜんぜん駄目である。 この町から車で一時間くらいのところに、信州、小布施町というところがある。この町は観光のノウハウが実にうまい。よく考えるとたいした事はないのだが、出かけた人をリッチな気分にさせ、旅人気分を盛り上げてくれる。 この旅人気分というのが大事なことだと思う。この町にはそれがない。30万本のひまわり畑が有名になっても、この町に落としていく金はほとんどない。 それはなぜか、町民に意識がないのである。観光で生きていくという緊迫感がないのである。 所詮は魚沼コシヒカリの上に胡坐をかいている。これはこの町のことだけではなく、新潟県と長野県の大きな違いである。 ましてや中越地震の与えた影響は、観光で生きている人たちに大きな影を落としている。 中越地震の直接の被害もさることながら、間接的にいつまでも続くこの商業的被害は、まだまだ続いている。
|
|
|