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2005/08/09(火) マンネリズム
最近変化がない。これは問題である。
ほかの人からみれば変化だらけなのだろうが、自分自身としては燃えるものがない。暑さのせいなのか、これ以上燃えてしまうと焼けただれてしまうのかも。

男は臍下丹田に焼ける石を持つ。この熱を冷ますために男は酒を慾するのだ、と何かの本にあった。これはまぁ酒飲みの屁理屈なのかもしれないが、言っていることはよくわかる。それじゃ下戸はどうなのだと飲まない人は言いたくなるだろう。然りである。

この年齢になると、ほぼ人生は決まったようなもの。趣味はあくまで趣味、仕事は仕事と割り切れる。人生を楽しむために趣味があると考えるようになる。
ところが、なかなかそう考えられない種類の人たちがいる。この類の人たちを僕はおおいに尊敬する。ただし、99%の人が生活に困っている。それは自分の選んだ道、仕方ないだろう。

この類の人たちの中で僕の中では逆にもっとも軽蔑する人たちもいる。それは自分で選んだ道なのに、その世界で食っていけなくて、酒を飲んではくどき、嘆き、挙句の果ては世の中が悪いと決めつける人たちである。こういう人たちは失格である。何に失格かといえば人生の道を歩くのに失格である。
もっと利巧に生きなさいと僕は言いたい。自分のやりたいことをするためには基本的な収入が必要である。若いときならとにかく、40を過ぎて基本的収入のない人は、これはもう論外。

基本的な仕事を持ち、その上で、趣味だ芸術だと論じ、一芸に秀でている人たちを僕はたくさん知っているが、生活能力のない人たちよりも一般にはレベルが上である。酒を飲んでくどく人たちほどレベルが下だと思う。

このことは田中菊雄という人が、ある本に書いているとこである。苦労人ほど生活の大切さを知っているのである。まずはお金を稼がなくては、夢もロマンもないことを肌で感じて知っているのである。

若いときの夢は年と共にしぼんでいくのは仕方ないにしても、本当に自分のやりたいことは、別にプロにならなくてもできるはずである。世の中に認めてもらおうなんて考える必要はないのである。自分の納得のいくものができればいいのである。しかしである、自分の納得のできるものなどおそらく一生かかっても無理であろう。だから人生なのだともいえる。それに納得のできるものができたと思ったとき、その世界での成長は止まるのである。
一生追い続ける夢と浪漫、これからもずっとそれを追い続けて行きたいと思う。


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