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2005/09/05(月) 台風と雪と放射能
 この地方では、台風の被害は少ないほうである。逆に雪が降る。これは真ん中にある山が問題である。苗場山、八海山系列である。
 太平洋から台風を拒んでくれるかわりに、北からの寒気団がきた場合停滞する。そして冷たい風だけ関東に運び、関東のからっ風となる。そして雪だけをこの地方に落としていく。
 ただし、たまには台風もくる。伊勢湾台風のときはこの地方もひどかったらしい。この地方の建築様式にせいがい作りというものがある。このつくりは台風に弱い。下からの風にあおられると屋根が飛ばされることがあるらしい。伊勢湾台風のときは、何軒かが屋根を飛ばされた。朝目が覚めたら屋根がなくて、となりの田んぼの中に屋根が落ちていた、、という漫画みたいな話が本当にあったらしい。

 率から言えばひどい台風がくるのは何十年に一回くらいなのだろう。それよりも毎年の雪のほうが気にかかる。雪がおちるということはどういうことかというと、放射能もこの地方に落ちるということである。
 この地方の北にあたるところに柏崎、刈羽原子力発電所がある。ご所存知のように東京に送るための発電所である。つまり東京近辺に原発を作ったら危険だということで、わざわざコストをかけて新潟に作ったのである。電気を送るための鉄塔が一基一億円かかっているらしい。それが柏崎、東京間を結ぶのに何本いるのだろうか。

 放射能は、雪とともに飛来し、そして雪と一緒に落ちてくる。つまり、もし柏崎、刈羽原子力発電所が北朝鮮のミサイルにやられた場合、間違いなくこの地方に放射能が降るということである。これは大変なことである。
 この町から柏崎まで車で2時間くらいかかるが、直線距離にしたら、とんでもなく近いということを忘れてはいけない。もしも事があった場合には、一時間かからずにこの町に放射能の雨が降るということである。

 魚沼こしひかりのプレミア米は全滅である。放射能汚染のうわさがどれだけ被害をもたらしたかは、茨城県の例でもあきらかのように、この地方の農家は間違いなく食べていけなくなるだろう。そうなると収入の道は閉ざされるから、この町には誰もが住めなくなる。最終的にはゴ−ストタウンと化すということである。

 これは大変なことである。チェルノブイリは遠い国のお話かもしれないが、現実にありえる事実としてこの町の人間は危機感を持たなくてはならない、と思うが、ないんだよなぁ、、危機感が(笑)。


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