ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2006年10月
前の月 次の月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新の絵日記ダイジェスト
2018/01/25 読書 2
2018/01/23 読書
2013/12/25 クリスマス
2013/11/26 有孔鍔付土器
2013/07/17 著作権、肖像権

直接移動: 20181 月  201312 11 7 4 月  201110 月  20093 1 月  200812 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 月 

2006/10/11(水) 集めるということ
 カメラ・・写真を撮る。ギタ−・・演奏する。このふたつの目的のためにはカメラが一台、ギタ−が一台あればいい。一応目的は達成する。ところが、カメラには銀塩なら、一眼レフ、コンパクトカメラ、デジタルなら同じく一眼、コンパクト、これで最低4種類が必要となる。ギタ−は、これまた2種類に分けられる。アコ−スティク、エレキである。そしてまたアコギはスティ−ル弦とクラシックのようなガット弦のギタ−、エレキは一般のものとセミアコである。こうやって家系図みたいに考えていくときりがない。最近はエレアコも仲間に加わった。
 さて、モノがあふれる今日、ギタ−もカメラも若者がいる家ではあたりまえにある。すくなくとも30年くらい前にさかのぼれば、使わないカメラ、ギタ−がゴロゴロとあるはず。いままでに僕が集めたカメラ、ギタ−はそんなものが多い。いらなくなった、捨てるにはもったいない、そんな品物が多い。だから売れば金になるもの、資産価値のあるものはあまりない。ほとんどがジャンクか安物である。
 先日もヤマハのサンバ−ストのアコギをいただた。ネックは反っていて、弦高は6mmもあった。サドルの調整とロッド調整がまだきいていたのでちょっといじっただけで簡単に弾きやすいものとなった。
 実はもう一件、もらえる予定がある。同じくアコギであるが、おばあちゃんの話だと、わけのわからない横文字ということ。息子がやはり昔に使っていたものらしい。この息子さんは交通事故で亡くなっている。いわば形見とでもいうべきもの。
 月日は悲しみを風化させ美しい思い出に置き換える。その息子さんは僕より2級下である。使ってもらえば息子もあの世で喜んでいるでしょうと。大切にします・・・・・。
 モノに魂というものがあるとすれば、大切にしてくれる人のところにモノが集まるのではと思えてくる。カメラ、ギタ−共に意外な人からもらったりする。どういうわけか話をすると、捨てるのはもったいないから差し上げますということが多いのだ。ありがたいことであると思う。ジャンクの場合、修理するのにそれなりの経費もかかるのだが、それはそれで必要経費ということにしている。
 カメラは子ども達が興味を示さなかったが、ギタ−はこの一年間で非常に興味を示すようになった。新しい?ジャンクギタ−の修理が終ると必ず子ども達に弾かせてみる。子供達は素直な感想を言う。これが結構当たっている。息子はSXのサンバ−ストストラトは、フレットが高くてスライドするときに指が引っかかるとか、アリアのぼろぼろのアコギは、娘が弾いてみて、すぐにいい音がするとか言うのだ。大正解である。
 使わない女房なんかにすればただのガラクタの山になるのだろうが、使う人にしてみれば、これはまさに夢の山なのだ。可能性の夢。もっとも子供達は本当に可能性の夢なのだが、僕の場合、その可能性がだんだん少なくなってきた(笑)。とにかくまたバンドをやりたいと思う。月あかりコンサ−トは楽しかった。久しぶりに青春を楽しませてもらった。これはメンバ−全員が同じ気持ちである。ご苦労会の飲み会で別れるとき、またやりましょう、おかげで楽しかったです、といってくれた。もちろんまたやります(笑)。
 


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.