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2006/10/06(金)
コンサ−ト前日
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いよいよ月あかりコンサ−トの前日である。残念ながら間違いなく雨。屋外は無理なので館内でセッティングをした。したといってもだいたいの検討をつけただけ。その後ムラマサ氏の地下に行き12時近くまで練習した。 さて、練習が終わりみんな片づけを始めたとき、ムラマサ氏が一言、 「さて、曲を覚えなくてはいけないなぁ」 全員 「・・・・・・」
今までのは何だったんだと聞くと、適当にあわせていたという。まぁそれだけ腕がいいのだろうが、このいい加減さが彼の特徴。彼はリ−ドギタ−なのでぶっつけ本番でもなんとかなるのだろうが・・・(汗)。
さて、今回のメンバ−のギタ−がいろいろな意味ですごい。ちょっと紹介してみる。
Minokan メインボ−カル、サイドギタ−担当 キブソン、ハミングバ−ド70年代モデル ヤマハFG300S(スペア用) プロマ−チン12弦ギタ− Kobayashi サイドボ−カル、サイドギタ−、ハ−モニカ担当 K・yairi D28モデル(当時10万円) yamada サイドボ−カル、メインギタ−、サイドギタ−担当 K・yairi D45モデル(当時20万円) Nakahima ベ−ス担当 どこかのエレアコベ−ス Muramasa リ−ドギタ−担当 どこかの中国製ギタ−(当時一万円前後)
そこで何がすごいのかというと、今をときめくK・yairiのD45モデルから中国製の一万円ギタ−が同じバンドの中で競いあうということである。しかもまったく違和感がないということ。ピックアップで音をとるのでどうでもいいことだとは思うが。
ちなみに、ムラマサ氏の中国製ギタ−は今大学行っている長男が使っていたもので、ネックが折れていて、普通の木工用ボンドで接着してあるという、いつ壊れてもおかしくないギタ−である。さらにすごいのは、中学3年の次男と共同で使っている。 この中3の次男、僕の娘と同級生で同じクラス。試験のたびに成績がよかったら新しいギタ−(中国製)を買ってやるとお母さんが言っているだが、いつも成績が悪いので買ってもらえない(笑)。 かわいそうなので、今度のキダ−のリペアが成功したら一台あげるよと次男と約束するとすごく喜んでいた。成績がよかったらなぞというのは、僕の娘も全く一緒だが空手形と同じ(笑)。
ムラマサ氏。昨夜の帰り際に俺のピックアップはどうしようと言う。えっとみんなが顔を合わせる。今までどうしていたのか、ミキサ−につないで練習していたはずだが・・・と、よく見るとムラマサ氏、いきなり中国製ギタ−のサウンドホ−ルに手を突っ込むと普通のボ−カルマイクを取り出した。・・・・これでやっていいたのか・・・。 コンサ−トは明日である(汗)。ムラマサ氏いわく、明日誰かリサイクルショップで買ってきてくれと人事みたいに言う。まったく彼は大物である。 するとベ−ス担当の中島氏、 「俺のオベイションのコピ−モデルが押入れの中にあるから、それを使えばいいよ」 それを早く言えと全員一安心。彼にそのギタ−、弦はいつ換えたかと聞くと、しばらく考えいたが忘れたという。結果、弦だけは明日ハ−ドオフのリサイクルショップで買ってくるということになった。ほっとする。本当は3日くらい前に換えておいたほうがいいのだがとK・YairiD45所有の山田が言う。それじゃ山田のYairiの弦はいつ換えたんだと聞くと、今年の6月かなぁ・・・と言う。なんだか全員が似たようなものである。酒席での宴会にギタ−を弾くのりである(笑)。 メンバ−全員が20数年ぶりのステ−ジである。しかし・・この年齢になると前夜だというのにまったく緊張感が無い。ま、こんなものか・・・年を隔てた分、度胸だけは据わっている(笑)。
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