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2006/11/10(金) レンズ
 カメラのレンズを見て心を躍らせていた頃、ある雑誌で知ったベス単レンズの世界に興奮した。大正時代のコダックのベスト・ポケット・コダックについている単玉のレンズである。
 このレンズはフ−ドというかカバ−がねじ込みで付いていて開放値の絞りがF11となっている。このフ−ドをはずすとF5.6くらいの開放となるのだが、なんともいえないボケ方をすることを大正時代の人たちは気がついた。これがいわゆるベス単フ−ドはずしである。このやり方を研究して、そして発展させた一派を「光大派」という。
 ソフトフォ−カスというレンズもあるが、ベス単のような芯のあるボケ方はしない。ベス単は独特のボケ方をするのだ。この大正時代のレンズが、今デジカメに付けられるようになった。少しややこしいが、まずベス単のレンズをはずし、ペンタックスのプラクチカマウントの標準レンズのジャンクに改造してねじ込み、無限遠を出してフランジバックを調節してPマウントレンズを作る。これでキヤノン、ニコン、ミノルタなどの銀塩カメラに取り付け可能となる。次にデジカメのEOS用のプラクチカマウントアダプタ−を購入して取り付けるというわけである。
 大正時代のレンズがそのままデジタルになるというのはちょっと感動ものである。


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