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2006/11/20(月)
ノ−ネ−ムギブソン
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一ヶ月くらい前に890円で落札したジャンクギタ−がある。ナット、ロッドカバ−、ペグがないもので、エンドピンも不ぞろいの間に合わせ、ボディはキズだらけ、トップ下部にすごく目立つ大きなキズあり。こんな状態だったので家人には内緒にしておいたが、今回安いペグを近くの楽器店にて購入して弦を張ってみた。 驚きである。キブソンよりもいい音である。ドンシャリでボリュ−ムがあり、恐らく数ある中でこいつが一番音がいいだろう。 どういうわけかヘッドは塗りなおしてありノ−ネ−ムである。まさかギブソンではあるまいがと思いつつ、ホ−ルを覗くと、年号があり、51.8.5とある。間違いなく国産だろう。ラベルははがした後がある。 本当はネ−ムを入れて偽者のギブソンj-55あたりに冗談でしちゃおうかと思っていたが、この音・・・すごくいい。こうなると逆に小細工はしたくない。 トップは単板なのかとよく見ると、???よくわからない。合板の合わせ目が目立たないが、木目は奥まではいっていないようだ。ま、これだけ音がいいとどちらでもかまわない。それにしてもどこのメ−カ−なのだろうか、まったく不明である。仕上げはあまりよくない。ネックもやや広く手の小さい自分は親指で6弦を押さえるのがちょっときつい。 これでclassical gasを弾くと、まるでクラプトンと同じ・・ような音が出る。弾いててなんだかうまくなったような錯覚をおこす。 一番安く購入したものが一番いい音がでるという結果になっているが、これまた大当たりであろう。なんだかこればかり弾きそうである。ナットはプラスチックの黒いものをつけてあるが、牛骨を使えばもっといい音が出ると思う。今のところナットは両面テ−プで仮止めにしている。弦の高さをみようと思っていたからである。 まったくギタ−というものは弾いてみなくてはわからないものである。
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