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2006/11/03(金)
陶芸家
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なじょもんバザ−ル、あんぼも土器鍋も売れ行き好調でなによりであった。こちらは土器を野焼きして、火にあぶられ、時々焼き芋をかじりながら、、、とそのとき、とび職のはくズボンをはいた白髪ひげの場違いな男を発見。ちょっと気になったが、まぁじろじろ見ても悪いので、そのまま野焼きを続けていると、 「すみませんが、こちらの土器の土はどこから採ってきたんですか」 と、後ろから声をかけられた。振り返ると、なんとあのひげ面の男。近くで見ると、こ、この人は!! 「もしかしたら、吉田明先生ですか」 「そうです」 「・・・」
なんと、あの超有名な吉田明先生本人である。陶芸をかじっている人なら恐らく知らない人はいないだろう。七輪で焼く陶芸で有名になっている先生である。 その後にいろいろお話を聞かせていただいて、先鋭土器の作り方の指導をうけた。実に理にかなったやり方で、当時の生活などを想像すれば当然こうやって作ったんだと説明をされた。気さくな先生で、偉い陶芸家ぶったところもなく、人をひきつける魅力のある人である。こういう人は不思議とオ−ラがある。なにがどう違うのかわからないが、一般の人とは違う。 名詞などという高級品を持ち歩かない僕は、携帯に僕の電話番号を入れておいてよと言われたが、あいにく携帯も持っていない。すると先生は、じゃ僕の携帯に入れておくよと言われた。 帰り際に、何かやるときは呼んでよ、僕もいろいろやりたいからと言われて別れた。 う〜ん、こうなるとまた土器作りに精を出さなくては。なんか今日は有意義な一日であった。
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