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2006/11/08(水)
 小学校の唱歌に「里の秋」という歌がある。あの歌のイメ−ジさながらに、この町が秋である。秋というイメ−ジはなんとなく物寂しい感じがするのだが、これから長い冬、雪の中で過ごさなくてはいけないという不安が雪国の人たちには共通してある。
 木の葉が落ちて、山が裸になるころ、高い山から低い山にかけて順番に雪が迫ってくる。
 雪国の冬は仕事がなくなる人が多い。収入の道が途絶える。だから冬期間は出稼ぎに出かける人も多い。ところがこの不景気である。出稼ぎの仕事もあまりないらしい。あっても条件が悪い。
 いまさら小泉行政の功罪を言っても仕方がないが、小泉改革は間違いなく地方をだめにした。公共事業、補助金に頼っている地方行政は、これを減らされることは死活問題である。国の経費を減らす=地方行政の圧迫である。こんな改革なら誰にでもできる。
 政治の話はとにかく、今の心配は今年の雪である。どの程度積もるのか、こればかりはかまきりの卵を見てもわからない。地球の温暖化が大雪になるというが、それならば昨年度の大雪が突然というのはおかしいわけである。温暖化は徐々に進行してといるのだから。
 我が家は自然落下式で経費はかからないほうだが、融雪式というものはとんでもなく経費がかかる。屋根の上の積雪を灯油を燃やして消そうというのだから、当たり前といえば当たり前。昨年度の豪雪、地元のスタンド勤務の人から聞いた話だが、豪雪最盛期のある家の灯油の請求が30万円をこえたという。請求書を持っていくのがつらかったという話である。
 今のこの町の静けさは、冬を待つ静けさではない。やがて来るだろう雪におびえる静けさである。今年はどうだろうかねぇ・・あまり降らなければいいだろうがねぇ・・・。そんな言葉があいさつ代わりになっている。


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