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2006/12/13(水)
地酒
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ネット仲間のキキさんより送っていただいた地ビ−ルをいただいた。一人で飲むのは勿体無いので女房と一緒に一日一本ずつ。 うまい・・・・。ビ−ルってこんなにうまいものだったんだと思う。というのは市販されているキリン、アサヒ、サッポロなどとはまるで違うものである。もっとも世界で最高賞を受賞したビ−ルと市販のビ-ルを比べることが間違っているのだが(笑)。
僕の場合、ビ-ルは夏の暑い時期に、風呂上りに枝豆か何かでぐっと一杯飲むものであり、冬になるとほとんど飲まない。飲んでも一杯だけである。だから350mlのビ−ルがちょうどいい。 なかなか地元でも手に入らないビ−ルを飲める幸せ・・。これが本当の贅沢というものであろう。このビ−ル、つまみはいらない。ビ-ルそのものにコクがあるのだ。 贅沢といえばいろいろあるが、お金で変えない贅沢というものが本物の贅沢であろう。たとえば一流のプレイヤ−の演奏を生で聴く。地元で、しかも時期にならないと食べられないものを食べる。何十年に一度しか見られない自然現象にめぐり合うなどである。 写真で言えば、作家のオリジナルプリントを目の前で鑑賞したりするのもまた贅沢であるが、昨今ではデジタルプリントなどの出現により、何回でもまったく同じコピ−が手に入るようになった。これはこれでありがたく恩恵を受けているのだが、どうも贅沢とは違う。二度と同じプリントは得られないという点では写真の贅沢はやはりモノクロのバライタ紙のオリジナルプリントであろう。 このビ−ルはそんなオリジナルプリントと同じである。たぶん来年度はまったく同じビ-ルは作れないであろう。季節の変化や温度などの自然現象が同じではないからである。 贅沢を送っていただき、キキさんありがとう。
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