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2006/12/17(日)
ムラマサスペシャル
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先日ムラマサ氏と電話で話す。ジャンクのモ−リスのリペアをまた行い成功したこと、当時の合板ギタ−は音がいい、などなど。その中で、俺にも一台ジャンクで修理したものを用意してくれということで、毎晩ジャンクのオ−クションチェックをしていた。 数あるジャンクの中で、これだと思うものを入札。価格は1000円。ただし送料等を含めると3000円くらいになる。これがどうもおもしろくない。 さて、本日そのジャンクギタ−が届く。荷物を開けてみて一言、汚い・・!!とにかく汚いのだ。ウェィブの写真ではこの汚さはわからなかった。まぁ今さら仕方ない。お掃除である。、ある程度きれいになったところで、ペグをチェック、回りが固いのでミシンオイルを垂らして何回か回していると使える状態になった。 さて弦を張ってみると、え、現高が全体に低い。どうしてこうなのかとよく見ると、ネックそのものが全体的に浮いているようである。これをタイトボンド゜で圧着。翌日になりまた弦を張る。やはり少し低すぎる。しかし今更どうしようもないので、今度はサドルを変えて高くした。 その後チュ−ニングして、弾いてみる。う・・・・音がいい。このジャンクギタ−、見た目はどうしようもないが、音がいい。これに賭けていたのだ。 このギタ−は、タカミネのエリ−ト、TW−20。発売当時の価格は2万円。今タカミネといえば音のいい単板ギタ−と独自のスタイルで人気が高いが、当時はエリ−トというブランドで発売していた。 そこで調子に乗って弾いていたら、なんだかパキッと小さい音が聞こえる。ん・・・まさかとばかりにブリッジの部分を押さえてみると、バキッと今度は大きな音。見事である、ブリッジが浮き上がった。あらら・・またやり直しだ、また一晩入院である(笑)。 ムラマサ氏は自分と同じく見た目はどうでもいいが、音がよくて弾き易ければいいという実用タイプの人間である。汚いけど、音がよくて、これを大事に使うという考え方でいくとすればぴったりのギタ−・・・・だと思う(笑)。汚いところが彼にぴったり(笑)。それに1000円だし、これもぴったり(笑)。
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