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2006/12/05(火)
告別式
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本日仕事を休み告別式に参加。せんぼ(漢字不明)という、この地区独自の長いお経のやり方で、合計時間は一時間四十五分。葬儀の酒はあまりすすまない。 午後3時ごろ帰宅。飲んだので車の運転はできない。家でおとなしくギタ−控えめに弾く。夜の念仏と精進上げは女房より行って貰う。遠方よりお越しいただいたお客さんのために納骨まですべて済ませた由、敬服する。このお宅は大本家格なので、このやり方が今後すべての基準になるだろう。忙しい時代、昔のような丁寧なやり方ではやっていけない。やるべきことはすべてやって、翌日からまた仕事である。そういうことを考慮しているあたり、奥さんを尊敬してしまう。 これですべて終わった。一人の一生が幕を閉じた。なんだか変な気分である。夏の頃お見舞いに行ったときはあんなに元気だったのに、今は不帰の客となる。 平成18年、12月、初雪の振りし頃、一人の人間が死す。ただそれだけである。季節はまたいつものとおりきびしい冬に向おうとしている。
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