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2006/02/06(月)
寒波
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寒さがピ−クに達している。この時期が一番の積雪量となる。この町がついに4mを超えたということで、久しぶりにTVに登場した。もうどうでもいいことだが、マスコミの一連のバカ騒ぎの報道には地元の人たちはあきれかえっている。 この4mという記録を出したアメダスの観測点は、かなり山の上であり、この町の人口の数パ−セントしか住んでいない地域である。この場所で観測して豪雪というのもおかしなものである。実際には人口の70%が住む地域はまだ4mには達していない。 一番困るのは風評被害である。この一連の報道で縁談が3つくらい破談になったという。旅館関係はマスコミが宿泊する事で今まではよかったが、マスコミ引き上げ後は閑古鳥が鳴いている。 スキ−場関係は、暇なところにさらに拍車をかけた。マスコミの力というものはすごいものである。とにかく何事も大げさに人目をひくように報道するので、功罪もまた大きな差となる。 ある一部の人たちは、せっかくマスコミがこの町を有名にしてくれたのだから、これを逆手にとって町をアピ−ルしていこうとしている。もっもなことである。しかし、ここは長野県と新潟県の県境の町、不思議と長野県と違い、お金儲けがへたくそである。観光化のノウハウがない。 長野県の人たちは、新潟県の人たちのことを「米の上にあぐらをかいている」と笑う。もっともなことだと思う。だけど2年後の米の自由化を目の前にして、長い間あぐらを書いてきた人たちも立ちあがざるをえないだろう。ただ立ち上がることは誰にでもできるが、立ち上がった後、さて、どちらに歩いていこうするのだろう。 あ・・・なんか新聞の社説みたいになった(笑)。
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