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2006/04/10(月)
思い出 その1
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さて、暗い話ばかりなのでちょっと明るく書きたいところである。チンタとの長い付き合いは専門学校の時からである。その頃、MSXというパソコンを友人からいただいた僕は毎夜パソコンに向かっていた。何をやっていたかといえばBasic言語で簡単なゲ−ムを作っていた。しかしこれが大変な作業で、一文字間違うともうプログラムは起動しない。さぁそうなると間違い探しが大変である。 そんな時バイト先の先生が、知人でシャム猫をくれるという人がいるけど飼わないかといってきた。もちろん先生も一匹飼うという。つがいで飼っているので、毎年のように生まれるが、ペットショップに売るには血統証をとらなくてはいけないのでお金もかかるし大変だと言うのだ。もらってくるとき、結納金はカルカン10缶だった。血統証もお金さえ出せば取れるけどといったが、そんなものは人間の見得だと思い、とらなかった。 アパ−トだけど、大家は月に一回しかこないし、大丈夫と判断した。連れてきたときは僕の手のひらに乗るくらいだった。 ある日学校へ連れて行った。チンタの虚勢を獣医の資格を持っている友人に頼むために連れて行ったのである。その日の授業は眠い授業で半数近くの生徒は寝ていたのではないだろうか。そんな時チンタが一声ニャ−とないた。すると先生がびっくりして
「お前だけだなぁまじめに俺の授業を受けているのは」
みんな大爆笑になり眠気がすっ飛んだ。
そんな思い出も遠い話になった。若かりし頃のチンタの写真である。かわいかったなぁ。生まれて初めて買った一眼レフの交換レンズ、シグマの70〜210mmF3.5で撮影したものである。横に新品の箱が写りこんでいるのがなつかしい。
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