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2006/04/26(水) ついでに暗室
 この暗室であるが、近頃ご無沙汰である。というのはフィルム現像が終わり乾燥してネガケ−スに入れると、スキャンしてパソコンに入れてしまうからである。
 以前はわくわくしながら引き伸ばしを行ったものであるが、写真の結果はともかく、それなりに楽しみもあった。しかし今はパソコンで確認すると、写真のほとんどが駄作なためにパソコンのデ−タで終わってしまう。写真展とか、よほど気に入った作品でないと暗室にこもることはない。こんなとき、パソコンというものができて便利になったが、それがいいことなのかどうかを考えてしまう。
 僕の場合、写真デ−タを自分のプリンタ−で印刷することはあまりない。ほとんどが地元のマルヨシカメラでプリントしてもらう。パソコンで直結しているからデ−タを転送すれば夕方には出来上がっているというわけである。
 便利なことはいいことである。しかし、フィルムをカメラ店に持ち込んで、わくわくしながら写真を受け取りに出かけるという楽しみはもうない。最初から結果はわかっているのだ。だからたまにネガで撮影したものを受け取りに行くときは、楽しみというより逆に不安を感じてしまう。実に変な結果になった。
 
 ところで、パソコンをやっています。写真をやっています、陶芸をやっています、などと言うと必ず言われる。
「趣味が広いですねぇ・・・」
と。別に広いわけではない、陶芸と写真というと、まぁ趣味ではあるが、パソコンは趣味ではない。たしかに古いパ−ツでパソコンを組み立てているといえば、ずいぶんオタクに聞こえるが、やはりパソコンは趣味のための道具である。パソコンそのものを趣味と考えたことはない。

 暗室、ここにこもるとき、あぁ写真が趣味なんだなぁと思うがパソコンの前でPotoShopで写真を加工しているときは、ぜんぜん趣味としての充実感がない。これはただの作業である。


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