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2006/04/27(木) 昔から猫・・・
 物心付いたときから猫がいる。いつもそばに猫がいた。猫が幸せをいつも運んできた。でも猫の寿命は短い。ただ、目の前で死んだ猫はチンタが初めてである。いつも猫が死ぬときは姿を見せなかった。どこかへ行って死んだ。
 この写真に写っている猫も2匹ともどこかへ行った。三毛猫のほうはお光という名前で美人だった。白い黒ふちの猫は呉作といい、愛想のいい猫だった。2匹の猫を抱いている人は僕の今の女房である。猫をもらってくるついでに嫁さんにもらってきた。すべて猫がとりもつ縁である。
 それにしても猫には心があるのだろうか?僕はもちろんあると思っている。うれしいときはのどをゴロゴロ鳴らす。これが嫌いだという人もいる。僕は大好きである。猫を抱いて寝るとき、このごろごろを聞きながらよく眠った。
 猫にうれしいという感情があるとすれば、当然うらみや怒りの心もあると思う。チンタはどうだったのだろうか・・・初七日も過ぎ、こうしてチンタのお骨と写真を眺めていると悲しみとは違う感情がわいてくる。それは感謝の心なのかもしれない。ありがとうという気持ちがわいてくる。

 そういえば近所に黒トラの野良猫がいる。この猫の行動範囲はとんでもなく広い。おそらく半径にして2Kmではないだろうか。猫好きなもので、野良でも飼い猫でも注意深く見るのだが、こいつはいたるところで見かける。いかにも野良猫のボスといった風貌である。いつも声をかけてやる。すると「ふん・・」といった感じで振り向く。その顔に「がんばれよ・・」と声をかけてやる。僕は勝手に黒しまのボスと呼んでいる。
 この豪雪の冬、あいつは乗り切ったのだろうかと心配していたが、今日近くで見かけた。そしてまた「がんばったなぁ・・」と声をかけてやった。あいかわらず「ふん・・」と言いながらのそのそと歩いていった。あいつの後姿が「人間なんて信用できるか・・」と言っていた。


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