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2006/05/14(日)
母の日
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本日は母の日ということで、3軒分の寿司を夕方になって握った。8合も米を炊いたが、シャリが不足してネタが余った。さすがに3軒分はきびしい。 さて夕飯となって寿司を食べようとしたが、食えない・・・。眼で見てお腹がいっぱいになってしまっていたのである。2時間以上もみっちり寿司を握ったり巻いたりしていたので、もう見るのもいやになる。 寿司といえば、昔は握りなんぞ食べたことはなく、寿司=のり巻き=かんぴょう+デンブであった。そして食べるのは必ず運動会である。今思えば屋外での食事、悪くならないように酢を使った携帯食料ということで、理にかなっていることに気づく。 いつのまにか自分で寿司を握るようになっていた。右手で握り左手でネタを持ち・・・このやり方、寿司を握るときに硬く握り過ぎないという点で、これまた合理的にできている。 もともと江戸時代、やたら火事が多くて「喧嘩と火事は江戸の花」というくらいである。つまり火事のときのおにぎりの炊き出しから始まった。そこで飯に酢を混ぜ合わせてシャリが悪くならないようにした。ついでにこのおにぎりにおかずを載せたことが始まりらしい。 いずれにしても長期保存のために庶民が編み出した生活の知恵というものであろう。
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