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2006/05/24(水)
風の匂い
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若くして亡くなった真理ちゃんの遺作展を来月、体験実習館なじょもんにて行う。ついては協力してほしいということで、もちろんと、ふたつ返事でOKした。 昨日、その資料を預かり、すべての写真、画像をパソコンに取り入れデ−タ化した。写真あり、パステル画あり、手作り和紙による照明スタンド、そして手書きのタズベリ−ありで、真理ちゃんの晩年はなかなかに充実したものである。また幼少時のモノクロ写真などもデ−タ化した。 人の死を考えた それは風に似ている 風が吹いた時には悲しみにうちひしがれても やがて人はそれを忘れる
しかし人は時々思い出そうとする でも風は吹いてくれない だから記憶の糸を探る しかし手繰り寄せることはできない
記憶の中に残る風 それは匂いのようでもある 風のにおい 風の匂い
たしかそうだったと人が思い出すのは 風のにおい
この画像はスキャンした画像2枚を僕のほうで勝手に合成したものである。僕の中に持つイメ−ジ、それは、やはり風の匂いに似ている。
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