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2006/05/30(火) くもりときどき土器
 町より依頼された土器の製作を始めた。作りながら思うのである、なんで自分がこんなものを作っているのだろうと。考えてみれば不思議なことである。どういう展開でこうなったのか、これが人生の不思議さである。

 土器など珍しくもないこの土地であるが、なぜか石器のほうが子供の頃には人気があった。時代が古いものということもないが、打製石器ややじりなどはダントツ人気で、宝物であった。それが大人になるにつれ、ほとんど興味を示さなくなってくる。宝物が変わってくるのだ。晩年になってからの宝物は自分の命だと思うが、わかってはいるものの人はそれに気づくのに70年近い歳月を必要する。

 依頼された土器は、実際に使える土器である。つまりこれで土器なべができる状態ということである。つまり半乾き状態の時に磨きをかけなくてはいけない。これがしんどい。


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