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2006/06/02(金) 物欲
 人間には欲というものがある。あれが欲しい、これが欲しい。あの女を抱きたい・・・というのは性欲か。そのための手段としてお金がある。お金はある程度のものはほとんどが手に入る。だから、あれが欲しい、これが欲しいという前に、お金が欲しいと言ってしまったほうが早い。
 過去に、世の中の多くの成功した人たち、つまりお金はありあまるほどある人たちが存在した。歴史がわりに好きなので、いろいろと考えるが、昔の人なので長寿を60歳以上と考えると、明治以前で頂点に立ち、60歳以上生きた人は意外と少ない。まず思い当たるのが秀吉と家康である。
 この二人の違いは大きい。秀吉は頂点に立って、金の茶室まで作ったが、子宝にめぐまれずに秀頼、秀頼といいながら世を去った。そしてなまじっかカネが沢山あったがゆえに秀頼は家康に取り潰される。カネがなければ秀頼は一大名としてなんとか子孫を残せたはずである。
 そこへいくと家康は違う。死後のことまで考えた。節訳家であり、まぁ好き嫌いはとにかく、人生こうあるべきだという見本である。
 戦国時代というのは、NHKの大河ドラマを持ち出すまでもなく、人生、人の生き様が凝縮しているのでとにかくおもしろい。信長、秀吉、家康、この3人が順番に続いたからよかったのである。 時々考える、もし順番が違っていたらと・・おっとこれは禁句であった(笑)。
 富と権力が手に入ると、次に考えるの欲は何か、、名誉欲である。自分を立派な人格者にしたいということ。もちろん長寿もあるがこれは限界がある。人は必ず死ぬものである。では名誉欲とは何か、つまり歴史に名前を残したい。金は死んでまで持っていいけない、ならばこの世に残せるもの、つまり名前である。あの人は偉かったというものを残したいと思うのだろう。だから大量の寄付をしたり、建築物を残したりする。
 ま、庶民には縁のない話だろう。どうでもいいか(笑)。名誉欲をくすぐる話だが、最近よく考えるのは、立身伝ということである。地方でも都市部でも、当然一代で会社を興し、そこそこの成功を収めた人たちが沢山いるわけで、僕はこの人たちに自伝を書いて欲しいと思うのである。どんなに小さい会社でも必ず人に言えない苦労があったわけで、そういうことを書いてもらえばかなりおもしろい読み物になると思うのである。


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