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2006/08/12(土)
土曜日という日
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学校が週5日制となって久しいが、これがいいことなのかどうかよくわからない。学力が低下したことは結果として出ているので、その点では間違いなく失敗であろう。 土曜日、僕の世代の親の世代、土曜日は半ドンといって全てが半日であったという。土曜日の正午にドンと何かを鳴らすのだそうである。その名残で年寄はよく土曜日のことを半ドンと言っていた。 僕が小学生の頃、土曜日は日曜日と違い別の意味で楽しみがあった。要するに学校の帰りに長い道草ができるのである。山に川に、友達と一緒に出かけるのである。楽しかった。明日が日曜日ということもあり、のびのびと遊べた。 今の子供達を見ていると2日も休みがあるのに本当にのびのびと遊んでいるのだろうか。塾だとかなんだとかで今の子供達はある意味かわいそうである。 時間があり、塾や習い事に行き、それじゃ昔より優秀な人間が沢山出ているかといえば、決してそんなことはないと思う。むしろ昔より駄目になっているのではないかと思う。 大人ならたいてい経験があると思うが、仕事というものは時間が無いときのほうが沢山の仕事ができるものである。時間があると思うと、結局何もしないことが多いと思う。このあたりに昔の子供達と今の子供達の差があるように思う。
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