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2006/08/18(金) ジャンクギタ− その2
ブリッジ部の浮き上がりをどうしようかと考えていたら、友人であるムラマサ氏、ちょっと待ってろと自宅に戻ること10分、単管パイプとカッタ−を持ってきてたちまちのうちに専用の道具を作り始めた。汗だくである。単管パイプとの間にジャッキを入れて締め付けようというもの。
 さて、いい大人が遊びでこんなことをやっているのだが、ムラマサ氏、やることがすごい。道具も持っているが、そのバイタリティには頭が下がる。
 ひととおり作業が終了したところで、僕が彼に聞く、
「ここまでやる意味があるのかなぁ・・・・」
 すると彼は、しばらく考えていたが
「ない・・・・」
 と、一言。

次に聞く、このギタ−は当時、いくらくらいかと。彼は品番をみてつぶやく
「一万八千円」
それを聞いて僕がまたぼそりとつぶやく
「やる意味がないかぁ・・・」
彼も一言
「ない・・・」

 でもおもしろいと思う。ここまでギタ−をばらして、価値の無いものに力を注ぎ込むなんて。
彼が帰るときに僕は一応礼をいうが、そのあとにちょっとさびしく言う、
「こういう意味のないことに精一杯の力を入れられる俺達ってすごいことなのかなぁ・・、もしかして俺達の人生の縮図だったりして・・」
彼はまた答える、
「人生とはこういうものなんだ!」

 ギタ−のリペアを人生につなげられる彼はとても偉大だと感じた。


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