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2006/09/10(日)
大地の芸術祭
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女房がどうしても見たい物があるというので仕方がなく大地の芸術祭を見に行く。見たいというのは十日町市中平地区にある作品。ぶな林の中にビ−ズで作った花を二万本だったかな?を挿したもの。実に根気のいることである。そういうところも撮影したが、その裏にある村の神社、こちらのほうが興味があって、撮影枚数は当然多い。 さて、そこから山道を行くこと5分、十日町市の鉢というところの有名な石仏群を見に行く。ここにも前回の大地の芸術祭の作品がある。しかし、それよりも本来の大地の芸術はやはり鉢の石仏群であろう。見事である。 この場所には思い出がある。高校一年生のとき、つまりちょうど今の息子の年齢であるが、ここに遠足で来たことがある。何かレクレ−ションということで、歌を歌ったりすることに決めたらしい。でも遠足、適当な伴奏楽器がない。そこでギタ−の登場である。誰かに弾いてもらおうということになり、当然のように僕に白羽の矢が当たったわけである。 当時、僕は多分学校で一番ギタ−がうまかったと思う。いや自慢ではなく、本当である。音楽クラブの3年生でさえかぶとを脱いだという話は後から聞いたのだが。まぁしかし僕がうまかったというより、ほかの人たちが下手だった・・とういうのが本当なのだが(おっと、これはもっと失礼か)。 さて何を歌ったのかはあまり覚えていないが、3曲くらいやった気がする。陽水の「東へ西へ」だけはよく覚えている。
あれからひと世代まわったか・・と石仏群に手を合わせた。神も仏もないものと普段思うが、こういうところへ来ると、先代の人たちの苦労を思いなぜか敬虔な気持ちになる。そして自然な気持ちで手を合わせてしまう。これはやはり信仰なのかもしれない。
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