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2006/09/19(火) 感動するということ
 最近は感動するということが少なくなった。昔はいろいろなことに感動したものである。映画、小説、詩、短歌、すべてにおいて、いろいろな人が評価して認められてきたものに感動した。ところがどうしてだろう、先が見えるというのか、手の内が読めるというのか、こうなってこうなって結果はこうだろうというのが見えてしまうのである。
 娘の影響なのか「タイヨウのうた」の映画バ−ジョンとTVの録画をすべて見た。見たといってもビデオなどは拾い読み、じゃなくて拾い見とでもいうのか、さ−っとではあるが。
 感じたのは映画とTVがまるで違うということ。かたや2時間、かたや45分の10回シリ−ズ、違ってくるのは当たり前だが、両者ともに次の展開が見えてしまうのである。これはある意味不幸である。ちょうど自分の寿命がみえてしまうようである。
 さて、映画のほうのエレアコのギタ−はタカミネかな??TVのほうは間違いなくフェンダ−のサンバ−ストのエレアコである。息子と二人で共通して感じたことは、エレアコなのにヘッドがストラトのヘッドなのでどうもいやだなぁということ。やはりエレアコの場合ペグは左右3個ずつ付いていてほしい。
 とはいえなんだかんだといいながらもTVのほうの「タイヨウのうた」を覚えてしまった。ギタ−を持ち出し娘と一緒にやってみる。
「お父さん、そこ違う!!」
と言われて、ありゃやっぱしという感じで唄う。どうも唄い回しが昔と違うのだ。覚えたつもりでも、細かい部分はダメみたいである。でもこの歌はYUIの歌よりも覚えやすいし、挿入歌だけありいい曲である。そうだなぁ少しは感動したのかなぁという気分である。
 感動が少ないこと、これはイコ−ルで早い話が年をとったことなのだろう。恋愛というものがないわけで、あったら不倫で困るわけだし、だんだんそういうときめきというものがない自分に気が付く。そのくせ趣味的なものだけは人より多いわけで、本来ならば、ビ−ルでも飲みながら毎晩巨人のナイタ−試合を見ている親父連中よりも感動は多いと思うのだが(僕はアンチ巨人です)笑。
 たぶんこれから僕にまっているのは、悲しみという感情だけなのかもれない。憂愁とか無常とか、人生がある程度見えてくる年代になるとそういうものしか見えなくなるのが怖い気がする。


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