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2006/09/08(金)
鳥塚しげきモデル
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ネットでいろいろとグヤト−ンを検索。必ず登場する成毛滋、いろいろと見ていたら彼は腱鞘炎が元で現在ギタ−が弾けなくなったということ。残念。
http://www.ne.jp/asahi/chelseas/terrace/DSA/menu.html
このサイトでグレコのギタ−が出てくるが、かくいう僕も最初のエレキはグレコである。おまけについてきた教則本とカセットテ−プは僕も持っていた。これでずいぶん練習したものである。
そこで結局グヤト−ンのエレキはストラトのコピ−とはいえピックアップがふたつしかなく、コントロ−ルもボリュ−ムとト−ンのダイヤルふたつ、そしてブリッジ周りはジャガ−タイプなのである。そして70年代のエレキで鳥塚しげきモデルのコピ−ということがわかった。 鳥塚しげき??誰それ・・と言う人もかなり多いと思う。グル−プサウンズ時代の大御所バンド、ワイルドワンズのメンバ−である。すごいですねぇ・・クラプトンのブラッキ−ストラトに対抗して今度は鳥塚しげきのグヤト−ンコピ−です。。 ワイルドワンズは僕が小学校5年生の頃が全盛時代、僕の姉が好きで「思い出の渚」のシングルド−ナッツ盤を持っていた。当時コンポなどは無く、あの頃の音響機材はプレイヤ−と呼ばれるもの。ソノシ−トという薄っぺらなものもあったなぁ。 同時にベンチャ−ズも最先端で、日本に来日して、ついでに日本風の曲もたくさん作っていた。「京都の恋」「二人の銀座」などなど名曲が沢山ある。ビ−トルズは翌年くらいにはレット・イット・ビ−の最後のアルバムを残してすでに解散。 当時日本は高度経済成長のピ−クだったのかもしれない。大阪万博がその象徴である。その後オイルショックなどで経済は混乱してくるのだが。
さて、このグヤト−ン、表の塗装はサンバ−ストで結構きれいである。せっかくのグヤト−ンである、なるべく当時のままでリペアしたくなった。全塗装のほうがきれいになるのだが、それではビンテ−ジエレキでなくなる。裏がハゲチョビなので裏のみブラックにして(一本198円のバ−ゲンスプレ−ラッカ−がまだ2本余っている)、境目をうまくサンドペ−パ−でごまかし境目を無くしてから全体に透明ラッカ−をかける。 ブリッジ等のパ−ツはジャガ−用のものを使えばいいが、当然ピックアップはオリジナルをなんとかしたい。とはいえ音が出るかどうかさえまだわからない。ピックガ−ドは、赤のへたくそなスプレ−がけを落して、本来の白にしたい。 さっそく裏側バックの塗装はがし。スクレイパ−の登場。はがしていて気がついたが、大きいシ−ル、なぜかフェルナンデスのシ−ルが貼ってある。これをはがすと、なんとベニヤ板。見事合板である。つまりボロかくしにシ−ルが貼ってあったわけである。表はサンバ−ストなので見事なメイプル木目模様。しかも薄いスライスされたもの。よくまぁこんなに薄くと感心してしまった。ここは例によってパテ埋めの平面出し(またか・・・汗)。 ブラッキ−ストラトが乾燥するまでにこちらをぼちぼちと・・。
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