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2007/01/11(木)
チロの一日
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朝4時起床寒い。体を温めるためにあちこちとはしゃぎまわる。家人がなかなかおきてこないので仕方なく、寝室の襖戸をガリガリとひっかく。これには家人もびっくりしておきてくる。 時刻は4時半、家人はうるさいチロを布団の中に抱き込み、もう少し寝ろと言う。布団の中は人肌で温かい。ついうとうと。 ふと目覚める。あれ、自分ひとりだと耳を澄ますと、家人はみんな起きていて朝食をとっている。私も起きなくちゃとにゃんと鳴くと家人が戸をあけてくれる。さぁ私も朝食だ。 さて、今日も一日、やることがない。まず外に出してもらう。うわ〜、寒い。雪がある。雪は嫌いだ。しばらくして家に入りコタツの中へ。温かい、ついうとうととして眠る。 目覚めるともうお昼だ。昼食をとる。そのまえにおしっこ。さて午後から何をしようか・・・やることがない。またコタツにもぐりこむ。温かい。ついうとうとと。 目覚めると夜だ。家人が次から次へと帰ってくる。今日の夕食は何かなぁと自分専用の椅子の上に飛び上がる。かろうじて見えるお皿の上には、やったお魚だ。ちょうだいちょうだいと思い切り甘えた声を出す。ゴチになる。おいしい。 食べ終わった後にテ−ブルの上を見ると、この家に来たときから気になっている生簀の中に熱帯魚が泳いでいる。よし、今度お腹が空いたらあれをゴチになろう。それまでは保存用食料だ。 さて、食べ終わると、しばらくは家人と戯れる。楽しい。その後この家の主人は屋根裏部屋へ上がる。いつものことだ。彼は最近汚いギタ−をどこからか持ってきてなんだかガチャガチャやっている。ギタ−は何台もあるのにまだ増やす気だろうか。いつも弾いているのはあれとあれで、あとはいつも弾かないじゃないか。物好きにもほどがある。 彼と遊んでもらうのが一番楽しいのだが、ギタ−をいじり始めると私には見向きもしない。もう少しすると酒を飲み始めるだろう。そうなるとまた遊んでもらえる。 さて、そろそろ読書の時間だ。主人と一緒にいつも読むのだが、今夜は私が一人で読んでみる。ふむふむ、日本は経済大国などと言っているが福祉の遅れにより国民は老後に不安を抱いている。本当の豊かさとはなんだろうか・・これがテ−マだなぁ。 さて眠るか。今夜は主人はなかなか降りてこないなぁ。またギタ−いじりなんだろうなぁ・・。おやすみ。
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