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2007/01/15(月)
小正月と鳥追い行事とかまくらと
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成人の日が第2月曜日に移行してから、すっかり小正月の影がうすくなった。 我々の子どもの頃は一月十四日といえばかまくらを作ったものである。昔は稲もはざかけであったので、藁はいくらでもあり、雪で作った室の中に藁を敷き詰めて、古い上敷きを敷いてコタツを持ち込み、花札やトランプをしたものである。 このかまくら作りは一週間も前から毎日子ども達だけで作り、作るのに参加することで十四日のかまくらにも参加することができる。ただし、作るのに参加しなくてもお菓子さえたくさん持ってくればOKであった。 今の子ども達はこんなことはしない。かまくらを作れもしないだろう。一度だけであるが、我が家の子ども達が小学生低学年の頃作ってあげたことがある。近所の友達もなぜか集ってきて総勢8人くらいになり、大慌てでかまくらを広く作り変えた。 このとき、おばあちゃん達から、何を持っていったらいいかと聞かれて、思わず、もちとみかんと答えたが、当日みんなの持ってきたものはカップラ−メンであった。時代である。
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